大田総理・『少年法廃止』だと・・・?(TV番組)
TVで大田総理がやっていた。毎回、色々と面白マニュフェストを出してきて、討論して、賛成反対、さぁ、どっち!?って感じの番組。昔、自衛隊の基地を、畑に!と大田総理が言っていたな。
そんで、今回は、カンニングの竹山さんが、「少年法の廃止」を提案していた、その中で、被害者の気持ちはどうなんだ!?とか、何故、加害者ばかり護られるんだ!?とか、あなたの子どもが殺されたらどう思うんだ!?とか、ありきたりな議論が行われている。
父が、少年法の精神を語る。少年は、精神的にも未発達で、発展途上だから、間違いを犯しても、更正出来る。また、少年の犯罪は、社会の責任であるッ!とか、そんなの。
それに対して、17歳は大人だ!とか、うちの子どもがッ!とか話すのは、全く論点がずれていると思う。法律ってのは、人間の集団に対して考えられるモノで、個々を救いたいとか、個々を罰したいというモノではないと思う。
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また、賛成、反対とも、結局、現場での感覚でしか話せていない。社会が病めば、人が病む、子どもが病む、少年犯罪が増える、なんていう考えは出てこない。本当に少年の犯罪をなくすのは、罪の厳罰化とかでは、なくて、精神的に健康な社会が必要だと思う。罪の重さとは関係のない、理解の出来ない犯罪もあるだろう。
また、精神的な健康な社会とは?物欲にまみれて、格差社会とか言っている、この社会で、精神的な健康は得られるのか?みんな、結局、お金で得られるイージーな快楽に溺れているのじゃないか?そして、覚悟のない渇望や、前のめりの向上心や野望で、グチャグチャになっているのじゃないかな。
だがしかし、これらのような、社会の病みを、政治が改善出来なくて、厳罰化が進むのなら、それは一種の間引きのようなモノだと思う。ニート対策ってのは、一見、社会の健康を取り戻す動きのように思えるが、政治家が考えている事は・・・分からないけど、効果だけ考えたら、『眠っている労働力を活かす』という事で、それにより、税収は増える訳だ。
それを『少年法の厳罰化』で考えると・・・。
『社会の病みや、そこから発生する少年犯罪は、手におえないし、改善も出来ないから、出てきたモノは摘み取りまっせ。」
という感じなのじゃないかと、考えた。少年の更生がどうとか考える前に、データ的に見ると、上記のような感じにならないかな?
まあ、TV番組な訳で、架空の話だけど、賛成の人が結構、いた訳で、そう考えると、恐ろしい・・・。
2012/04/27追記
この記事を書いてから、5年ほど経って、亀岡市で起きた無免許居眠り運転事故が起きて、少し考え方が変わりました。以下の記事は、その辺りに関して書いています。
この記事は、5年くらい前、26歳の私が書いていた記事なのだが、テレビ番組の感想ではあるけど、概ね「少年の立場」に立って書いていた記事だった。しかしながら、私の住む街、亀岡で、4月23日に大変な事故が起きた。5年前とは、考え方が変わった。
亀岡無免許居眠り暴走事故から少年法を考える。 - 伝外超スデメキルヤ団劇
この事故は、たぶん、全国的に報道されていて、注目されていることだと思いますが、私の住む街で起きた事故でした。私が住んでいるところからは、自転車で30分くらい、JRで2駅ぐらいのところで、私の生活圏内ではないですが、うっすらと、どの辺りかは分かるくらいの場所です。
亀岡の無免許居眠り交通事故から考えた社会の不完全さと再整備の必要性。【社会】
もしよろしければ、あわせて読んでいただければ、幸いです。
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