非実在少女のるてちゃん(第11次笑の内閣)の感想
後輩が出てきたって事で、『非実在少女のるてちゃん(第11次笑の内閣)』を観てきました。
あらすじ
まあ、京都の演劇とか、全然知らない人もいると思うので、一応。専門知識はうろ覚えで。
・舞台は東京。例の「非実在青少年」の法令で、マンガ表現やその他表現が危機的状況だった。
・そんな中、マンガの神様が魔法少女のてるちゃんを、この世界に遣わした。マンガ表現を守るために。
・とある高校では、マンガ研究部が廃部の危機に!
・健全な青少年の育成とは何か!?表現の自由、内心の自由は何か!?政治家、教育者、都知事を巻き込んで、人類の補完がはじまる…。
って、感じかな。まあ、ジャンプ誌上でもとりあげられた「非実在青少年」にまつわるあれこれを演劇にした感じです、かね。
アフタートークとか
終演後は、この問題にあかるい政治家の人とかを交えてアフタートークもあった。比較的、エロマンガとか、性的表現の規制に関して反対の立場の人で、私としては、ありがたかったのだけど、逆に、「ガンガンに規制をしようとしている」人が来てくれた方が、熱くなれたかも知れない。
賛成派、反対派、両方ゲストが来ているとかね。
色々と、質問したかったけど、ちょっと勇気がでなかったなぁ。逆に、会場に女性も沢山来ていたから、お客さんに「ロリエロマンガ、ロリコンってやっぱり気持ち悪いですか?」と聞いてみたかった。自分の性癖を晒す勇気なんてもっとないけど…。
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お芝居の感想とか
ちょっと、辛辣になってしまうけど、一言で感想を書くと、「クオリティ低いなー。」という感じ。演技や演出というソフト面もそうだけど、会場や舞台のハード面も、なんだかなぁ。という感じだった。演技に関しては、私も、そんなに巧くないから、エラソーには言えないのだけど、演出に、「演技指導」や「ディレクション」という仕事もあるとすれば、その部分の演出も弱いと思う。
後、精神論になって、相互理解を得にくいかもしれないけど、「演劇、演技、役者が発する事が出来るパワー」というのを信じれてない」という感想をもった。超精神論だけどね。人を感動させる事が出来るポテンシャルというのを信じれてない感じかなー。
脚本も、構造上のツッコミはありそうだけど、取り扱う題材とか、意気込みとかは、光るモノがあると思うのだけど、いつ観に行っても、「クオリティが低い。」という感想を持つ。笑の内閣は、もう、何年やっているのだろうか。もしかしたら、ハード・ソフト面のクオリティを底上げできる人員が必要なのかも知れない。でも、そうなってしまったら、セミプロ的劇団と一緒な感じになって、「らしさ」を失うかも知れない。
とまあ、こんな感想を書きましたが、知っている人が、何か大きな事をやろうとしているのは、嬉しい感じです。演劇から離れる人も多くて、そういうのが寂しいので、もっともっと演劇を続けて欲しいですなぁ。
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