ピューと吹く!ジャガー20巻感想(ネタバレ超注意!)
ジャンプ部屋的に、『ピューと吹く!ジャガー』は、全部読める筈なのですが、最終巻の20巻を買って来ました。単行本のオマケページが目的で、いわゆる衝動買いですね。他の巻は持っておりません。なので、その辺りの感想を…。買わないと読めない事なので、ネタバレ注意です。内容までは分かるようには書きませんけどね。
後、
連載終了後に描かれた読切の『ポー』も収録されています。
登場キャラクターのその後
話と話のオマケコーナーに登場キャラクター達の、その後がイラストとテキストで紹介されています。全てのキャラではないですが、笛科の面々は全て紹介されています。一つのポイントは、最終回で、一気に連載期間中の10年が押し寄せた衝撃の展開だったと思いますが、その10年も加味したその後になっています。
つまり、ガリプロの面々は18歳で入学してから10年で、28歳くらいからのその後になってます。ポギーさんとか、アニソンさんとか、スペツナズさんは、10年加算されると、結構な年齢になっているのでは?と思いましたが…。
詳しい内容は、激超ネタバレになるので書きませんけど、印象的には「作中では報われなかったけど、誠実な人は、そこそこちゃんとした結果を納めているな…」という感じでした。ピヨ彦さんのその後とかが、未来がある感じで本当に良かった。
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もう一つのラスト
「実は10年経過していた…」という衝撃のラストでしたが、巻末のあとがきの後に、最終的に採用されなかった、もう一つの結末が掲載されています。本採用のラストでも、ジャガーさんの顔の皮の下は何者だったのか?!とか、10年も登場して、仮の顔だったのか?!と、かなり、衝撃的だったのですが…。
もう一つのラストは…本当に、すごいです…。これは、是非、単行本を手にとって読んで欲しいなぁ、と思いました。
没になった方が採用されたら、マンガ誌に歴史が残るような気がしますけど、同様のモノは、どこかで読んだ事があるようにも思えます。あんまり覚えてないですが、『幕張』…とか???
ギャグで10年
偶然かも知れませんが、浜渡浩満は、うすた先生と同い年なんですね。26歳で登場して、終了の時は、36歳。まぁ、偶然かも知れないですが、何か、意味のある偶然なのかな…と思いました。
ジャガーさんの連載は、10年に及びました。過去に何度か書いた気がしますけど、1話完結タイプのギャグ漫画は、ストーリー漫画に比べて著しくハードだと思います。長い短いの差はあると思いますが、毎週『起承転結』のある(もしくはない)、ストーリーを生み出すのは、本当に大変だろうなぁ、と。
私は、マンガはほとんど描いたことがなくて、書いた事があるのは、脚本だけですが、『短い話を沢山作る』より、『短い話を膨らませて長い話しにする』方が、やっぱり、楽でした。あとがきでも書かれていますが、本当にカラカラになっちゃったんじゃないかな…と。
くしくも、私の20代はジャガーさんとともにありました。本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。とお礼が言いたいです。まぁ、ファンレターとか書けばよい訳ですが…。
という訳で↑が最終巻です。1話1話のページ数が少ないですから、好きな巻を買っておいて、時々、読み返す…ってのも、良いのじゃないかな…と思いました。
・関連記事
ピューと吹く!ジャガー(うすた京介)10年の連載終了(打ち切りではないだろう) くしくも↑の記事で「キャラ達のその後が知りたいな」と書いてたら、オマケのコーナーで補間されておりました。やっぱり、買って良かったな。うん。
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