こまねちのドラマツルギー【111112blogマラソン】
舞台の上にテーブルがあって、その上にリンゴが一個置いてある。観客がそれを観ている。
男が1人やってきて、リンゴを指し、「これはリンゴだ。」と言う。
すると、観客は、「何を当然のことを…」とまでは思わなくとも、少なくとも、観客とリンゴの関係は変わらない。また別の男がやって来て…
「これはリンゴか?」
と言えば、観客とリンゴの関係性は、少し揺らぐ。「リンゴじゃない別の何かなのか?」。また、別の男がやってきて、リンゴを指し…
「これは何だ?」
と言えば、もう、観客とリンゴも関係性は、もう最初のモノとは変わってしまっている。もう舞台のテーブルの上に、置いてあるモノは、赤くて、リンゴの形をした…別の何かだ…。
これは、確か、別役実さんが書かれた「リンゴのドラマツルギー」という文章で、中学校か高校の国語の教科書に載っていたと思う。つまりは、うろ覚えで、うろ覚えで内容を思い出したのだが…今回書く「こまねちのドラマツルギー」とは、あんまり関係ないことを、昨晩気付いた。
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でも書く。
確か、同じ文章の中で、別役実さんが、書かれていたことで、超うろ覚えなんだけど…『物凄く真面目に真面目な内容で講演をした最後の締めに「な~んちゃって!」と言えば、真面目な講演の内容を全てぶち壊すことが出来る』みたいな内容のことが書かれていたと思う。
これは、演劇的な側面から考えたら、展開と、言葉の力…とでも言えましょうか。例えば、どんだけ真面目にブログを書いていても、全ての記事の末尾に「ウソです!」とか書かれていたら、そのブログは、信頼性を集めにくいでしょう…。
出、
このブログの裏ブログでやっていることなのですが、記事の最後の締めは「こまねち」にするようにしています。ちょっと前までは、やったりやらなかったりですが、最近は、徹底するようにしています…。
「こまねち」が読者に与える印象は何なのか?
このブログは、今や、ジャンプ感想がメインになってますけど、裏ブログの方は、精神の荒みや、ネガティブ、マイナスなことも沢山書いています…。なので、文末の「こまねち」には、どんだけ暗い内容になっても、筆者には「こまねち」と書く余裕はある…というような感じで、書いている方は使っています。
しかし、読まれている方の気持ちは、分かりません。徹頭徹尾真面目であることを望んでいる人もいるでしょうし、「こまねち」がふざけている!と思う人もいるかも知れません。でも、なんとなく、そういう文末のニュアンスが分かる人が集まってくれたらなーと思います。
なぜ、この内容を裏で書かないのか?と言えば、感じて欲しい部分であるからですね。まぁ、両方読んでいる人には、モロばれなんですけどね。もこみち。
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