進撃の巨人19巻感想ネタバレ注意!マルコ・ボットの死の回想…雷槍でライナーを殺せ!ベルトルトの語る世界の残酷さ。
はじめに。
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おもしろい。
感想をざっくりと書いてみると、「おもしろい」に尽きます。電車の中で、一気に読んでしまいましたし、心の声で「マジかよ…」、「おお…」とか思ってました。作品世界って、壁の外や、物語は世界に広がっていくもんだと思ってましたが、最初っから「内側」の世界で、人間関係のあれこれも、初期からガッチリ決まっていたんだなーと、驚かされました。
その他の細かい感想は、記事の後半から。
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記事の後半の巨人の進撃。
マルコ・ボットの死の回想…。
かなりきつい。初期の話で、謎と伏線は残されていたのが回収。きつい。そもそも、彼らを突き動かしているモノは何なのか?という部分は分からないですが、読んでいて…辛い。
憲兵団と戦っている時も、人間同士の殺し合いだったわけですが、「仲間」という言葉や、涙が、読んでいて辛い…。
雷槍でライナーを殺せ!
進撃の巨人の面白さは、敵を殺さないと残酷な死が待っている…というギリギリの緊張感。これまで主人公たちも人間同士での殺し合いはあった訳で、一緒に訓練したライナーであっても、今は敵同士。相手も殺しにかかってきているから、やらないとやられる…。
そんな中で、『鎧』に効果がある雷槍で攻撃して、追い詰めていくシーンは、「やれ!やっちまえ!」という興奮と、「相手は一緒に訓練した仲間だぞ!」という感情が入り混じり、決着が着きそうになると、登場人物たちの涙に共感しつつ、「泣いてないでとどめを刺せ!」と思えたりして、ただのバトルシーンじゃあなくて、色んな感情・感想が交差するのが読んでて、ファンタスティックでした。
そういう要素は他のマンガにもないわけじゃあないですが、進撃の巨人は、とても訴えかけるモノがあります。
ベルトルトの語る世界の残酷さ。
これです。人間・巨人という関係性は、結局は、人間・人間だと考えると、立場と思想の違いにより殺しあっている。言葉も通じて、友情に近い感情を覚えても、世界の残酷さ、「悪魔」という言葉さえも飛び交う歴史の闇、そのようなものに翻弄される主人公たち。
ライナーやベルトルト、アニも主人公と考えれば、双方の主人公たちが、どちらも幸せになれる結末ってありえるのだろうか…?
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おわりに。
…実写映画の後半って、どう終わったんでしょうねえ。そういえば。マンガの内容通りには進まなかったんでしょうねえ。いいけど。
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