僕だけがいない街2巻(三部けい)感想ネタバレ注意・雛月加代と児童虐待、小学生でデート、5000円分のサンドイッチ誕生日会など、真犯人の存在…おっさんが郷愁しまくる件。
はじめに。
週に1巻ぐらいのペースで買って読んでいきたいと思います。アニメを見ていたので展開はしってますが、マンガで読むと、じっくり読めるので、理解も深まります。
雛月加代と児童虐待。
2巻からしばらく続く18年前の過去編の主な内容。この顛末もアニメで知っているのですが、かなり、つらいものがある。虐待が起きていても、すぐには行動できないあたりは「ひぐらしのなく頃に」などを連想させます。
主人公の母親の心強さよ。そして、精力的に活動していると見せかけて、ちょいちょい違和感を出してくるアイツがどういうやつかも、アニメで知ってます。
私は、独身で子どももいないのですが、母親が娘を暴力するってのは、どんな状態なのか。「女性は暴力しない」なんて思ってませんが、男のそれよりは想像がしにくい。
小学生でデート。
萌える。私は、小学校の時に女子と出かけるとか、一緒に手をつないで登校するとか、そんなのは、まるでなかったですが…虐待や、未来で起きる悲劇を回避する…という目的はあれど、高学年の時に、そういう経験をしていたら、人生変わっただろうなぁ…と(´;ω;`)。
まあ、私がリバイバルしても、かなりの確率で「無邪気の楽園」になる可能性高いですが…。
主人公は大人だけど、同級生たちは子ども。相手が子どもだからこそ起きるすれ違いなども、胸のどこかをちくちく、じくじくと、刺します。
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5000円分のサンドイッチ誕生日会。
なんとも言えない、懐かしいような、こそばゆいような気持ちになります。私は、母親と仲が悪かったこともないし、きっと、楽しい思い出もあったのでしょうが、作中の誕生日会のような楽しさってあったのだろうか?
5000円と言えば、小学生にとっては途方も無い金額。最初に、母親と2人でサンドイッチ…というのも、胸にくるエピソードですが、リバイバル後の誕生日会ってのも、楽しそうです。最初の誕生日は、母親と2人での誕生日会だったのか…?
真犯人の存在…。
読み進めないと、アニメで見たことを忘れてますが、給食費紛失事件は、おそらく真犯人の陰謀だったんだろうな…と。途中で移動教室があったとか、そういう描写を追ってみました(なかった)。
アニメを見て、犯人を知った上で読んでいるので、そういうところを注目してみてしまいますが、事件後の美里の態度の変化なども、物悲しくなります。
おっさんが郷愁しまくる件。
ほんまこれ。きっと小学生時代も楽しかったはずだけど、大人になってからの楽しくない日々を過ごすと、「あの頃はよかった」とか「こんな小学校時代を過ごしたかった」とか思います。連続殺人事件が起きるという悲劇はあるわけですが、それでもなお、先述したデートとか、誕生日会などのシーンは、私の心をともかく刺激し続けるのです。
僕だけがいない街2巻。
三部 けい KADOKAWA / 角川書店 2013-07-10
面白いです。是非、買いましょう。
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主人公は、小学校の時に起きた殺人事件に関して警察に証言をしている。それは、犯行推定時間に容疑者(ユウキさん)を犯行現場とは違う場所で目撃していた…というものである。
ネタバレ注意(^ω^)僕だけがいない街で母親が殺された後に主人公が警察から逃げたのは、冤罪事件を経験しているからじゃないかな。 - 団劇スデメキルヤ伝外超
おわりに。
だいたい、各巻10回くらいは読みなおしている感じです。本当です。
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