太臓もて王サーガ 第80章『GS(ジーカップストラグラー)矢射子 告白大作戦!!』感想
タイトルは『
GS美神 極楽大作戦
』より。『極楽大作戦』部分をパロディするのは、ちゃんと漫画読んでいるなぁって感じです。アニメのイメージが強い人が多いのじゃないかな?
今回、個別に感想記事を書いているのは、それだけ面白かった、感動したという表れです。久しぶりにパロネタ抽出でもしながら感想を書きます。●がパロネタ、○が普通の感想の形で箇条書き的に。
●沙羅(さら)、レミ、麗(レイ)、日々田(ヒビタ)
「ひィィィー男の亡者(アンデッド)たちが おいらたちを襲うよォ~!!」って台詞からジョジョ1部っぽいのだけど、ちょっと、女性達の名前が、ジョジョの誰(アンデッド)を指すのか分からない。
○みんなにバレている
「誰が誰を好き。」ってのは、案外、傍目八目というか、周りにいる人の方が分かったりしますよね。阿久津はなんとなく気付きかけている気もするけど…。
○AVを皆で見る
彼らが男子高校生である事を再認識した描写。後ろ背の寂しさと、連帯感を感じる。しかし、洋モノを見るとは…太臓の発言からすると無修正ぽい気もするけど…?
○うなじ
背景で、翠がうなじ攻撃をしているけど、スルーされているのが笑った。
○赤いものが好き
ゲキレッド、ボウケンレッド、レッドマンというのが思い浮かぶ吉下もマニアックだと思ったけど、日曜の朝の番組だから弟達と一緒に見ているのかな?
●アブラカタブラ・ファイナル・ドギューンパンチ!
『
ランプランプ
』という昔ジャンプに連載されていた漫画を思い出したけど、ちょっと自信がない。ちなみに小畑健先生の作画の作品。
●バオー・ブレーク・ダークサンダー・フェノメノン
『
バオー来訪者
』に出てくる主人公の必殺技。細胞が持つ微弱な電流を、乾電池を繋げるようにして、モノすごい電圧の電流を発生させるとか、そんな技。荒木先生の昔の連載作品。打ち切り作品で、単行本が2巻までだけど、ストーリーが見事に完結していて、そして、その面白さから珠玉の短編作品の一つだと思う。
○立ったまま気を失う矢射子
わざわざ解説する必要なないくらい分かり易いと思う。ジョジョ3部のダービー兄戦から。ダービーはディオのスタンドの秘密を喋れずに気を失ったのだっけ。大先生は、確実にジョジョ絵が上手くなっていると思う。
さて、パロネタだけど、重要なシーンだと思う。阿久津も答えを気にしている上に、矢射子は、「コ…」とは言っている訳で、その場にいる男の名前で「コ」がつくのは、阿久津宏海だけだから、意識していた阿久津は気付いたのじゃないかと。それが、以下のコンビニのシーンに繋がっているのでは…?
○コンビニ(?)の阿久津
買出しにいった時の阿久津の台詞は、「矢射子と付き合いたくない。」というよりは、「自分とは付き合わない方がよい。」と暗に言っているようだと感じられる。忘れがちだが、彼は不良だ。いや、多分、不良よりも、両親が離婚しているという家庭環境が彼の人格形成に大きく影響していると思う。
○香味ソーセージ
今回非常に良いと思ったエピソード。阿久津宏海(あくつ
こうみ、『香味(
こうみ)ソーセージ』。私のパソコンでは、『こうみ』を変換しても候補に『宏海』はないな…。いや、好きな人の名前って、例え本人でなくても、モノでもドキドキしたりしませんか?布団屋とか酒屋の看板を見ただけでドキドキしたり(生いな)。こういう部分が共感出来るかどうかは、その人の恋愛感によると思うのですが、私は共感しました。ここ2週くらい、ジャンプの中で一番、『恋愛』を扱っていると思うのは、その辺りにあります。
矢射子が、鼻血を流しているって事は、『香味ソーセージ』から連想したのは、阿久津の陰茎なんでしょうな。
●鼻寂しい時のブラッドポテト
『口寂しい時のフライドポテト』とか、そんなキャッチフレーズがあって、それのパロディとか考えられるけど、どうなのかな?
○温泉でソーセージあっためるか?
夜中に泣いておなかが空いた矢射子は、香味ソーセージ(しっかり買っていたのか)を温泉であたためて食べようと、風呂場に向かいますが…温泉でソーセージあっためるか?とツッコミました。『温泉たまご』てモノもあるし、旅館の部屋にはコンロとかもないだろし、部屋で食べると同室に人を起こしてしまうかも知れない。女の子なら気にしそうだ。そう考えると合理的なのかも知れない。安易に「場面を風呂場に持っていきたかったのだろう。」と思ってしまうのは安直かもしれなかった。
○問題のシーン
2ページ前では鼻血を止めるために鼻の穴にフライドポテトを突っ込んでいた女が夜中、ソーセージを温めるために風呂場に行ったら、混浴の露天風呂で意中の男と遭遇、その男の名前の入ったソーセージを落としてしまい、さらに鼻血を噴きながら、パニクりながら、やはり鼻血を噴きながら、耳まで真っ赤の顔で勢いで、全裸の男に告白した…!と書ける告白シーンなのだが、正直…
きたわ…。すごい良かった。感動した。今週のジャンプの中で、いや、今年のジャンプの中で一番の見開きなんじゃないかな。見開きって事で、
CCさくら
の李小狼の告白シーンを思い出したよ。
後半の展開から、ソーセージを落としてパニくったりして、たとえ阿久津と二人っきりになったとしても、妨害が入ったりして、うやむやのままに終るのかな?って思ってた矢先の見開きだから…きたわ…。ギャグ漫画だから、この告白シーンもギャグの一環ではあると思うのだが…なんて言うか、『カッコ良い事をカッコ良く』、『感動的な事を感動的に』した場合とは違う、ギャグの後ろから感じ取れる何かがあり、それが胸に染みる。僕はこういった感情も『萌え』に分類しているのだけど、一般的にはどうかな?
乾と一口が涙を丼に注いだ回と今回は、かなりネームに気合が入っていたのじゃないかと思う。
○さて来週は? この告白の結果はどうなるのか?来週が非常に気になる。特に「矢射子には幸せになって欲しい!」とかは思わない(少し思うけど)、気になるのは、その告白の結果が感動できて、そして、ジャイロ・ツェペリが言うように『納得』出来るか?って事だ。一部の読者は(多分)盛り上がっているから、次回にかけられた期待は大きいと思う。
果たしてどうなるか?断るにしても、阿久津の恋愛感とかが出て来そうだですね。ところで、最近、主人公であるはずの太臓が埋もれていませんか?来週何らかの活躍を見せて、主人公の立場を盛り返したり…?…しないかなぁ。
来週が非常に楽しみです!
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