移ろう時の中で(比良賀みん也)確定ネタバレ注意!面白い…青年誌のような読ませる内容(´;ω;`)連載化予想・ジャンプ感想35号2017年7
7移ろう時の中で(比良賀みん也)
非常に面白いのじゃないか?と予感させる読切。ジャンプをパラパラした時に、チラっと見た絵柄に興味を持ちました。パラチラです。
読みながらの感想です。
主人公は迎鳴海。バンドマンを挫折した人だろうか。そして、祭りの太鼓。
夢破れて実家に帰ったら、友達が子持ちとか、多くの大人読者(私)の心が折れた(´;ω;`)。
変わる地元。
わしの住んでるところも、そこそこ田舎だけど、コンビニには歩いて5分。まるで少年漫画の雰囲気じゃあないけど、すごくしみる(´;ω;`)。
タバコ屋が自販機に…。ストーリーとは関係ないが、キャラも背景も作者が描いていると、全体が作り出す空気感が良い。
そういう部分は、連載作品を越えていると思う。もっとも、連載になると時間的制約が大きいわけだけど。
神様。
地元とは言え、通りすがりの少女に声をかけたら、通報されそう。
そして、まさかのウロ。急な展開来た。変わり続けるのは人間。難しいテーマだ。
なぜ、ジャンプの漫画賞に投稿したのか?と、少し思う。まあ、受賞しているわけど、青年誌だったら、デビューまでの時間が短そう。かなり、面白い。
笛を吹いてくれ。
それが、ウロが忘れ去られないためのことなのだろうか?
地元の適当になるお祭りって、現在進行系の作者の実体験だったりして…?
一人で奔走する主人公が爽やか。画面が白くなってきたことから、制作風景を想像してみる(嫌な読者だな)。
集まるジジイ&ババア。
地域が元気になるってのは、こういう人の行動の連鎖かもしれんね。
太鼓シーンがカッコいい。昨今のマンガの良い部分が凝縮されている感じある。ハイキュー!!とか。
神。
そして、神の降臨。祭りの一つ一つに意味を与える感じが好き。そして、八百万の神である。ジャンプで土地の神を描いたマンガで、一番成功しているかもしれない。
物凄い渋いラストだ…。
とても良かった。最初から最後まで、だれることなく読ませる技量は、既に連載レベルに達しているかも?これは、週刊少年ジャンプ以外の雑誌も含めて。
というか…どう考えても、青年誌に載る内容に思えるが…。
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連載化の予想。
連載にする話じゃないな、こりゃ。どう考えても、この読切の時点で完成している。
関連感想。
特になし。
余談。
これはあくまで想像だけど、文学部とか、史学科とか、土地にまつわることを調べた人が、そこから着想を得て、物語にしたような、骨のある面白さがある。
このテーマで描いたマンガをジャンプの漫画賞に投稿したのが、一番すごいかもしれない。
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