ガイナックス潰れるのじゃないかと思った~天元突破グレンラガンのいざこざ
ニュースサイトGIGAZINEを見ていたら気になったニュースがありました。
ガイナックスの取締役がmixi日記での記述の責任を取って辞任 上記のページと以下の記事は「ガイナックス大好き!」って人は、読まない方がよいかも。知らない方がイメージが崩れないって事はあるかもしれない。
事件のあらましは、ガイナックスが『天元突破グレンラガン』というアニメを製作しているみたいなのだけど、ガイナックスの社員の一人(アニメを作っている部署ではない)が2ちゃんねるの同アニメのアンチスレを読んで(何故行ったのだろう?)、その憤りをMIXIに書いたところ、それが明るみになり、2ちゃんねるで祭り状態に。さらに、その日記にガイナックスの取締役がレスをつけていて、その内容やその他モロモロで取り締まり役が辞任したとの事。
その憤りの日記の内容が問題で祭り状態に突入したわけど、正直、アニメをみる側からしたら、作り手に関係する人が発して欲しくない文面。あえて、ここでは引用しないが、例えば私は演劇をやってた訳だが、観に行った劇団のブログ等々に「演劇を観に来る奴なんてキモい奴ばっかだ。」とか書いてあったら、二度とその劇団は観に行かないだろう。そんな内容だった。
ネットにおいては皆、公人? さて、今回の事件は、社員の一人がMIXIと言えど、書いちゃったのが原因だ。MIXIは外界のネットワークよりは守られているイメージがあるけど、MIXIのユーザーはかなりいるし(検索すると800万人だって)、人の目につかない訳じゃあない。そもそも人に読まれるために書いている訳だから、読まれて困る(予期できなくとも)事を書いたら駄目なんだと思った。今回の事件をみて、改めてネットは1対万なんだな、という事を認識した。
「お客様は神様です!」なんて言葉があるが、正直、全ての人がそう思っているとも思わないし、逆に、頑なにその姿勢をとっている人がいたら気味が悪いと思う。演劇をやっていても、正直、困るお客さんもいる。観劇中に喋られたらそれでお芝居は潰れるし、大学内の狭い会場でやっていた時は、証明をつっている棒をゆすったお客さんもいた(手が届いたのだが・・・)。
だから、憤る事も正直あると思うのだが、身分を明かした状態でネットに流したら、その時点で「公人の発言」になると思うのだ。
じゃあ、どうすればよいのか? 答えは簡単で書かなければよい。思っているだけじゃあ、流石に批判される事もないだろう。だがしかし、ブログ等々に書いて発散できる部分もある(よく分かる!)。そういう事は、投稿フォームに打ち込む前にノートとかに書き殴ったらよいのじゃないかな。それで書くなら、それを読みつつ当り障りのないように、救いのあるように書けばよいと思う。
ネットってリアルに繋がっているようで繋がってなくて、感情が暴走したりして、結局、リアルに繋がっていると思う。MIXIに書いたら800万人が読む可能性がある訳で、MIXIって本名とか出る?一人対800万人とかなり得る訳だ。
ネットの拡散力と情報のコピーの物凄さ まとめサイトをみていると、事件のあらましを追えるのだが、その拡散力は物凄かった。アニメを作っているのはガイナックスだけど、スポンサーもいる訳で、そのスポンサーに事件についてのメールが送られていた。さらに、ガイナックスの公式サイトにあった漫画画像にもツッコミが入り(他のアニメのキャラを虐待している、と。引いて見ればネタ程度かな?)、その関連会社にもメールが送られている。
そして発端となったMIXIの日記や取締り役のレスもキャプチャーされて広く出回った。こうなったら、該当の日記を削除しても後の祭りだろう。ネット上での情報の拡散力はすさまじい。
誰が悪いとか悪くないとか・・・。 『2ちゃんねる』とか『祭り』と言うと、否定的な印象があるかも知れない。『祭り』とか『炎上』って手がつけられないし・・・。だけど、発端になった日記にも問題がないともいえない。というか、アニメを見る立場としてはショックだ。そもそも企業って、個人の意見が公に出ない体質だと思う。それがブログやらMIXIの登場で、匿名であってもなくても出る機会は増えているのだと思う。そして、今回起きた事は、その顕著な例なんじゃあないかと思った。
ネットって難しいですね。
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