さよならマヌケな誘拐犯さん(百瀬直)確定ネタバレ注意!オチと伏線は良かったのか…(´;ω;`)連載化予想・ジャンプ感想31号2019年13
13さよならマヌケな誘拐犯さん(百瀬直)
手塚賞準入選作品。作者が18歳の頃の作品です。18歳で結果を出しているって、すごい。
読みながらの感想ではないです。
読み切った上で、思ったことを書いてみます。
面白かったところ、良かったところ。
地味な設定や展開に思えて、ストレスなく読み進められるのが良かったです。また、異能とか、超能力とか、バトル展開に頼ってない感じもグッド。
ドナーカードが出てきた時点でラストの展開は予想できて、多少、イージーな気ましたけど、最後まで楽しく読めました。
気になったところ。
背景やコマの細かさ。賞に応募した作品だからか、背景などの細かさが雑誌掲載の時のニュアンスを逆算できてない気がしました。まあ、それは投稿作品に対する感想ではないように思えます。
後、繰り返されるマヌケという言葉。作品内の価値観では、主人公の顔は「マヌケな顔」とのことだけど、私はピンと来なかった。例えば、前歯が一本抜けているとか、そういう要素が必要だったのでは?
オチと伏線。
ドナーの部分の整合性を考えると、必要な設定に思えるけど、そこに対する伏線ってのは、あったのか?主人公とヒロインの関係性、ヒロインの境遇など(養子)を考えると、辻褄はあっているのだけど、「え、ええー!?伏線は!?」と思ってしまった。
ただ、妻の命を救えなかった後悔が、最後に、晴れた…と考えると、よくできた物語に思える。…けど、「え、ええー!?」とは思った。
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総評。
読み終わった後に、あれこれ考えちゃう読後感ってのが、一番良かったのかもしれない。多分、徹底的にツッコミたくなる部分が少ないから、良い作品なんだと思われ。
連載化の予想。
ずばり、ないでしょう。連載にするような物語じゃないですし、この話を広げて、連載にしよう…という設定でもない。とても読切らしくて、読切らしい読切を読んだ気がします。
余談。
最後のページは笑顔で良いのか…。なんか、ちょっと、ぞっとした。
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