Fけん(松井優征)フェチズム変態剣道マンガ、邪道で正道を描く…確定ネタバレ注意!連載化予想・ジャンプ感想36・37号2019年6
6 Fけん(松井優征)
先週の次号予告の内容は絶対に覆すだろう…と思ってましたが、2ページ目で予想通りの覆りっぷり。松井先生のマンガの最初から3ページくらいは、まぢで参考になるから、漫画家を目指す人は参考にした方が良いと、今回も思う。
一番注目したコトの感想です。
Fけんの「F」ってのは、フェチだったのか、と。ある程度、剣道漫画な内容だと思ってたから、練習用の竹刀に「Fけん」という道具があるとか想像していたのだけど、そんなのではなかった。
女性キャラが出てきて、ラブコメ要素があると予告されていたと思うけど、それを上回る変態っぷりだった。剣道部の部員4人が、人間の尊厳を失っている。
魔人探偵脳噛ネウロ。
なんとなく、魔人探偵脳噛ネウロと同じ根っこの部分を感じた。欲望とか、欲求とか。今回のテーマがフェチズム(執着)であると考えるなら、ネウロの側の作品であるな…と。
ちなみに、マネージャーの魔性の女の名前が出てこないのだけど、名字が「桂木」とかいう裏設定あったりして。まあ、全然似てないから、そんな訳ないだろうけど…。
正道と邪道で…。
作品内に「正道」という言葉が出てきたときに、古くからの読者は「お前(松井先生)が正道を語るんかい!」と心の中で突っ込んだでしょう。きっと、そうだ!
1.ヒロインがマネージャになり剣道部を強くした。
2.主人公も最終的に覚醒した。
3.剣道の「一本」の解釈。
実は、作品内の要素を拾うと、かなり王道で正道な作品であることが分かる。だけど、それらの要素に関わること、表現方法が徹底的に邪道なんだ。
Fに目覚めた主人公が相手を完全に委縮させたのは「殺す」という言葉だったりする。描き用によっては爽やかになりそうなところに「殺す」という現実的な言葉で表すのがすごい。そして、一本の条件③との「敵の命を絶つのに十分な充実した気勢」とも合致している。
一本に関することを本で読まれたか、誰かと話されたかが、この読切を生み出したキッカケなんじゃないかなーと。ジャンプにおいて鬼門の一つの「剣道」を漫画として面白く描ききったことが、とてもすごい。
主人公が覚醒するシーンが正道で、「殺す」という言葉で邪道に裏返る。「これこれ!松井優征作品を今読んでいる!」と多くの読者が思ったはず。
きっと、そうだ!
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連載化の予想。
悪魔的な能力で男をたぶらかす女主人公。剣道に限らず、色々な人を助けたり、狂わせたりする。フェチズム以外の題材にも広がるかも。
Fけん(松井優征)連載化予想【未確定ネタバレ】『読切で完結!女版脳噛ネウロになるかも?』(ジャンプ36・37号予想・感想2019年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇
読切の感想。
お久しぶりの松井優征先生と、せんせー。最近の新人さんは、持ち込みをしないらしい。漫画家になっても大変ってのが、知れ渡っているからかもしれない。
編集者なんてろくなもんじゃない!(松井優征)確定ネタバレ注意!浅田&中野編集者のおもひで(´;ω;`)ジャンプ感想48号2018年5
いぬころすけかける村田雄介「科学と魔法の格闘家たち」読切!掲載!ジャンプ35号(2019年)一言振り返り感想&ヘッドライン。余談。
とても些細なことだけど、カラーページがデジタルで、本編もデジタル作画が取り入れられている模様。枠線の乱れとか、ホワイト修正の荒れなどが感じられない。
あまりデジタル感を感じさせない画風だけど、ほんのり寂しい気もした。枠線が乱れているのとか、良い感じのノイズだと思うので。
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