【恋愛小説】『ラストは皆、死ぬ12』・馬耳東風
2006年05月28日(日) 散らばったティッシュ、洗っていない食器、ゴミ・・・僕が目を覚まして見た物の全てだった。そして、この一週間、ほとんどオナニーしか、していなかった事に愕然とする。
「これじゃあだめだ!」
と、お隣に迷惑にならないくらいの声で自然と叫んでいた。よし、明日は月曜日だからハローワークに行こう。そして、面接の予約をいれるのだ。そうしないと、職探しが始まらない。うん。よし。そうしよう。今日は、日曜日、ハローワークは開いていない。この決意だけで、十分だろう。うん。そうだ。この決意はとても大きなモノだと思った。
携帯の充電もきれていた。充電器に差込、電源をつけてみると、メールが何件か着ていたみたいだった。三日分かける二件、「おはよう。」、「おやすみ。」が三日分たまっていた。彼女からだった。そのメールの蓄積は、何か形式じみたモノを感じたが、同時に、月曜日の事が思い出される。僕には彼女がいたじゃあないか。
「ごめん。忙しくてメール出来なかった。」
とメールを送る。すると、ほぼ、ノータイムで返信が来る。
「ウソツキ馬鹿猿」
・・・あれ?
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