GoogleのCEO・エリック・シュミット氏の経営哲学に学ぶ~トップに立つ資質
GIGAZINEに気になる記事がございました。以下が引用と記事へのリンクです。
現在、世界で最も注目されている企業と言えばGoogleですが、先ほどまで放送されていた「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」の中で、そのGoogleの最高経営責任者、エリック・シュミット氏の単独インタビューというものがありました。
「お前、クリエイティブになれ!と言われてもクリエイティブにはなれない」
「大事なのは間違いを認めすぐに修正すること」
「集団の方が個人より優れた判断が出来ると信じている」
などなど、なかなか示唆に富んでいる内容だったので、経営者のみならず普通の人にとってもなかなか考えさせられる面があるのではないかと。
GoogleのCEO、エリック・シュミットによる経営哲学とは? 中々良い記事で、全文を引用したくなるのですが、それだとあんまりなので掻い摘んで紹介すると、エリック・シュミット氏が考える良いリーダーというのは、以下の要約されるようです。
つまり、リーダーにとって大事なのは「聞くこと」と「聞いたアイディアを結びつけること」、そして「創造的な人たちが話し合える雰囲気を作ること」の3つ。
さらに、Googleの会議においては、会議に参加する全ての社員がエリック・シュミット氏と話す事ができ、また、氏は、参加者に話す事を求めるようです。そして、その大元の考えは、「集団は個人より賢い」という考え。なんとなくWeb2.0を想起させる言葉だと感じるのは私だけだろうか?
それで私は演劇をやっていた関係で、演劇の事で考えてみます。私は何回かリーダーになった事はあるのですが、思えば、全体での会議というのを嫌ってました。「みんな、忙しくて時間が取れないから個々で話した方が効率が良い。」というような事で、誤魔化して、「自分の出したアイデアが批判されるのじゃあないだろうか?」とか「会議になっても皆話さない。」とか「自分が一番クリエイティブな意見を持っている。」とか考えていたのだと思います。後輩の一人が私の事を「独裁者」と揶揄した事があったのですが、全体の会議の場を嫌い、スタンドプレーで動きまわっていた事を考えると、独裁者よりも、ひどい奴だったのかも知れません。
そして、後、会議の場の空気も重々しくて嫌いでした。でも大切なのは、「話しやすい雰囲気を作る」という事が大事だった訳です。大学、大学院時代にこの記事を読んでいれば・・・!と思います。
思えば、演劇の企画や劇団って、ほぼ完璧に分業化されているというか、興味のある部分を行うというか、部内での教育方針がしっかりしている団体は違うのかも知れませんが、私が所属、参加、企画した団体は、ほぼ完璧に分業化されていたのじゃあないかと。
私の理想とする演劇企画は、全員が制作(主に情報宣伝を担当)として動き、面白いアイデアを出して行く。分業化のメリットは、作業が効率良く進んでいく事だろうけど、デメリットは考える範囲が狭まれる事じゃないだろうか。役者なら役者、音響なら音響、照明なら照明と個別の事だけを考える人は割と多い(と思う)。自分の企画に関する、特に宣伝の分野は、全員で考えた方が良いのじゃあないか?だが、制作の方も、専門以外が出張ってくると、それはそれでうっとおしい(私がそうでした)。脚本や演出となると、さらに、個別での闘いになるでしょう。
そう考えると、演劇というのは集団で行うけど、あんまり集団による叡智を利用出来てないのじゃあないかと。いや、私の関わったモノに関してだけなのですけど・・・。
そこで、「集団の面白さ」という部分を考えた時に、思い浮かんだのは、『ヨーロッパ企画』(知らない人は検索してみて下さい)でした。中の事は分からないのですが、演劇以外の企画や、HPを見ていると、集団の面白さというのが充分に発揮されているのじゃあないかと。近年の京都演劇界で一番の出世頭だと思うのですが、作品の面白さも確かですが、外から感じる集団という部分も大きいのじゃあないかと。
何か、ヨーロッパ企画をヨイショしているな・・・。
冒頭で引用した記事は、トップに立つ人、これから立とうとする人は、読んでおいて損はないでしょう。そして、いつまでも一人のヤルキメデスですが、今後仲間が増えていくなら、「一緒に考え、話す」仲間を希望します。私自身は、ブログに書ききれないくらいネタがノートにたまってますから、それを吟味してくれるだけでよいです。
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・・・だけど、冷静に考えると、これから社会に出たとして、会社以外でそういう時間を作れるのか?まだ(本当にまだ)無職だけど、勤めるなら、Googleのような気質の会社だといいなぁ。別に社員食堂が無料とかそういう事じゃあなくて。
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