アクタージュ・act-age123話「毒」打ち切り最終回(マツキタツヤ×宇佐崎しろ)感想『物語を最後まで読みたかった』ジャンプ感想36・37号2020年【ネタバレ注意】
3アクタージュ・act-age123話「毒」(マツキタツヤ×宇佐崎しろ)
ご存知の方も多いと思いますが、今回でアクタージュは、未完で最終回です。そのあたりに関して、別ブログで書いたので、記事後半では、そのリンクを紹介します。ここからは、普通に感想です。
大河ドラマの撮影スケジュールの話などからスタート。おそらく、実際のNHKなどのスケジュールと同じ感じなのでしょう。
リハーサル日。
中学受験の案内を無視しての、皐月ちゃんの一人朝食。両親が多忙なのだろうけど、子供が一人でコーンフレーク食べているのは、寂しい風景である。
リハーサルにじゃりじゃりババアは不在。壮年の俳優は、「がはは」と笑うタイプのヤツ。夜凪が姉のようってのは、わりと萌える。
大人も子供も対等な世界。
芸能界ってのを肌で感じたことないけど、年齢よりもキャリア重視ってのは、あるかもしれない。私は、とある特撮風アイドルDVDの雑魚戦闘員で出演した時に、監督とかが「女優さん、待たせるなよ~!」とか言って、マジで大部屋扱いされたときは、逆に芸能界っぽさを感じました。
そして、リハーサル。共演者が分かる子役芝居の抜け。それはさておき、環が関係者と酒飲んでるってのが気になる。ただれた関係があったりして。
良かった。
私は、演出つけられる演劇とかを、もう10年くらいやってない気がするけど、褒められるってのは、やはり、嬉しい気もする。
バタバタしているところが、普通に可愛い。芸能関係者が見てないってのは、もったいなくも思える。
作戦の続き。
大女優に褒められる作戦には続きがあったし、中学受験のパンフレットは、今回に使われる伏線だったのか…。前から示唆はあったと思うけど、皐月の成長に、複数の意味があったのは、巧いと思う。
そして、合宿などに込められていた思い。夜凪が優位的に進行していたようで、気付なかった事実があるというのも、巧い。
大人は勝手。
刺さる…。
そして、薬師寺真美は、毒であると…。その意味が何であったかは、我々読者は、もう知ることは、できない。
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総評
原作者逮捕に関しては、すでに別記事で書きましたし、そこには触れない感じで書きます。アクタージュは、良い作品だったと思います。原作を褒めるのには、抵抗はありますが、演劇に関わることなど、納得と感動させられる内容が多かったです。
また、作画の宇佐崎先生も良かった。今さらながら、読切版がほぼ初めて描いた漫画であり、当然、アクタージュが初連載。主人公の成長が主軸である物語であり、同時進行で作者の成長も重なっていたと考えると、物語に、奥行きと深みが出ていたのじゃないかと思います。
原作でも、絵でも感動できるってのは、原作付き漫画の最高の状態であると思いますし、世の中の評価が高かったことも納得ができます。銀河鉄道の夜編は、今後WJで演劇を扱った漫画が登場しても、越えることはできないのじゃないかと思います。
だからこそ、物語が終了してしまうのが残念ですが、まだ容疑者の段階ですが、原作者が行ったことは、少年誌で連載を持っている人間が絶対にやってはいけないことだと思います。
そういう視点で、今回の目次の作者コメントを読んでみると、白井カイウ先生のコメントは、全くの偶然ですが、輝きを放っています。この話題で引き合いに出されることは、白井先生は不本意だと思いますが……。
最終回に関して考えたこと。
この記事は、2020年の8月10日に書いていて、明日8月11日発売のWJで123話で終了になるようです。大河ドラマ編の撮影が開始される話になるはずですが、その先は描かれることはないでしょう。
アクタージュ連載終了に関して思うこと。 - 大学院卒ニート、しやわせになりたい。
先週の感想。
読切「アオのハコ(三浦糀)」掲載!ジャンプ35号(2020年)一言振り返り感想&ヘッドライン。余談。
全くの想像の上で、最終回まで次回予想を書きまくってやろうかと思いましたけど、やめました。ただ、どのように物語が完結するはずだったのか?という、想像の記事は書いてみようかと思ってます。hatenaで、書くかもしれませんが。
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