ダダダダーン(マポロ3号)読切感『ボーイ・ミーツ・ガールのピアノ漫画というには言葉が足りない』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想2号2021年【ネタバレ注意】
10ダダダダーン(マポロ3号)
ジャンプGIGAとかで、奇天烈な読切を発表されていたマポロ先生が本誌に登場です。最初の1ページ目で高校に全部落ちたという衝撃スタート。
ボーイ・ミーツ・ガールのピアノ漫画。
漫画の内容の表層だけをなぞると、ボーイ・ミーツ・ガールであり、ピアノを題材とした漫画なんだけど、ピアノ漫画…というには言葉が足りない。
なぜなら、作品のコアになっている部分は、少年と少女であることや、ピアノである必要性は皆無だからだと言える。
「夢中になれるモノを探す物語」というのにも、言葉が足りない気はする。
マポロ3号作品。
ジャンプGIGAの読切とかも読んでますが、Webでも読める作品があります。例えば、以下のハイパーリンク。
星のエイリアンに努力賞を。/2020年1月期JUMP新世界漫画賞 - マポロ3号 | 少年ジャンプ+「どういう発想で、こんな物語が考えつくんだ?」という感じがして、上述の作品に比べると、だいぶ一般受けする題材と絵柄になっている気がするけど、「自分らしさ」とか、社会的承認とか、そういうのがテーマなのかもしれない。
私は、「星のエイリアンに努力賞を。」をGIGAの誌面で読みましたけど、「なんじゃこれは!?すごい!」と思いました。
総評。
約束のネバーランド、チェンソーマン、鬼滅の刃などが人気になる昨今、今回の読切も、確実に刺さる層はいるのじゃないか?と思う。だいぶ一般よりになっている気はするけど、そのあたりのラインは難しいと思う。
好き嫌いは分かれそうな作品だけど、最初から最後まで、ずっと興味深く読み続けることができるのは、力パワーのある作品だと思う。
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あらすじ。
父親が医者だから毎日勉強してたけど、自分が何をしたいか分からないから、医者にならないと父親に告げる。
わざと高校に落ちて、バイト先に先輩の家に居候している主人公は、日野運(ひの・さだめ)。
先輩は、実家の魚屋を継ぐことに。勉強は苦ではなかったが、なりたいものが分からなかった。
バイト後に楽器屋へ。ピアノを弾くセーラー服の子が登場。ピアノの子は、どこかで見た子。
感動を受けて、主人公も弾いてみるけど、どんな感じで弾くかは、分からない。
勉強したいから、女の子の演奏の様子を動画を撮らせてもらう。女の子の名前は、山中メロリ。プロだった。
主人公、夏の暑さを感じる。勉強だけしている時は楽だった。
山中メロリと、顔の怖い人(先生)と遭遇。ストーカーだと思われる。ピアノが弾けることで、ストーカー疑惑は晴れる。
恐ろしい顔の先生は、一週間後にレストランで演奏させてやると、勝手に決める。
練習しても、メロリには届かないから、腹立つけど楽しい一週間が過ぎる。
メロリのグニャっとなる演奏には、奏者の心が必要だった。
主人公、ピアノに関して、これまで勉強していたことを思い出し、父親に感謝する。そうすると、グニャっとなる。
先生は、主人公を「学びの天才」と言う。自分は、自分を幸せにしないといけない。ピアノを学ぶことを決める。
メロリに名前を告げ、読切は終了した。
連載化の予想。
まあ、これは連載化しないやつですな。ピアノ漫画として連載になることは、想定されてない感じがします。
高校をわざと落第した主人公が、様々なモノに出会っていく物語とかだったら、連載になりそう。ほんでもって、最終的にピアノと出合う。
先週の感想と余談。
読切「約束のネバーランド特別番外編」と「道産子ギャルはなまらめんこい」掲載!ジャンプ1号(2021年)一言振り返り感想&ヘッドライン。ジャンプGIGAには、たしか2作品同時に掲載されていたから、編集部からの期待も厚いに違いない。ポスト藤本タツキと言える(私が勝手に言う)。
そうして、またしても、更新したつもりになっていた…。なんなんだ、今週。
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