ぼくらの血盟15話・光狼フェンリルの登場と同情しにくい悪役「大事なもの」感想&あらすじ+16話予想・ジャンプ感想3・4号2021年【ネタバレ注意】
22ぼくらの血盟15話「大事なもの」(かかずかず)
カイネの扉絵からスタート。過去と現在の様子。カイネが、そうなった理由を察することができる。
光狼フェンリルの登場。
すでに公開している予想記事の方で「鬼滅の刃で言えば鬼殺隊」という表現をしましたが、我ながら分かりやすい表現だな、と。人間を吸血鬼から守る正義の団体なんだけど、前回の過去回想を読むだに、やり口が非道だから、あんまり応援できない。
これは、カイネ&ハイガにも言えるのだけど、理念とか、抱えているモノはあるけど、その延長にある行動が屈折しているから、瞬間的な漫画の面白さはあっても、トータルで説得力とか、応援力(読者が応援したくなる気持ち)を損なっている感じある。
同情しにくい悪役。
前回に引き続き、カイネとハイガの思いが描かれるけど、まるで応援できないのは、やはり、発端となったエピソードの先に行動が、上手に描けてないからだと思う。
カイネは、同族の女の子を悲惨な目にあわせた上に、人間の女の子を殺す。ハイガは、猫好きが抑えられなくて、公衆の面前で、吸血鬼の力を使いまくる。特に後者、やる気あんのかな、と。
同情すべき過去を持っているけど、いまいち、そういう気持ちにならないのは、気持ちの延長にある行動だと思えないかと思う。また、同情すらも寄せ付けない不条理を描いているとするならば、同情よりにキャラを作り過ぎな気がする。
瞬間的な面白さじゃあなくて、カイネとハイガを丁寧に描いたら、もっとシリーズが盛り上がったと思う。
あらすじ。
弟主人公の攻撃で、カイネ散る。ハイガを守った形である。
カイネにも大事なモノがあったけど、人間に裏切られて、奪われたと言う。
カイネに手を差し伸ばしてくれた「あの方」について語られる。
兄主人公、カイネに正論をぶつける。復讐の連鎖である。
スカート女子が複数人いる謎の一団が登場。政府公認の秘密機関『光り狼(フェンリル)』は、抑止力とのこと。
カイネに続き、ハイガも長い槍で貫かれる。
隊長は、兄主人公に近づくが、従僕の印を見て、態度が豹変する。
主人公兄弟が連行されそうなところ、笑顔でスーツ姿の奴が登場。そして、次号に続く。
次回、蝶ネクタイの奴の正体とは!?VSフェンリルがラストシリーズか!?
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次回の予想。
鬼滅の刃で例えるなら、鬼舞辻無惨の使いの者があらわれて、鬼殺隊もやってきたわけです。主人公兄弟は、人間と吸血鬼だけど、どちらにも所属しない間の存在なわけで、彼らなりの答えを見つけ出すことが、ラストエピソードになるでしょう。
ぼくらの血盟16話予想・感想『蝶ネクタイの奴の正体とは!?VSフェンリルがラストシリーズか!?』「大事なもの」(かかずかず)の次回(ジャンプ3・4号2021年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇
先週の感想。
14話「廻峯と灰賀」
カイネの過去回想が入ることで、吸血鬼の小学生女児を飢餓状態に追い込んで、人間の女児を吸血させる…という地獄のような事件も、「そういうことをやったカイネにも哀しい過去が!」と思わせる意図があるのだと思うけど、そんな風には思わなかったなー。
ぼくらの血盟14話・朱月家の過去回想と誰得抑止力「廻峯と灰賀」感想&あらすじ+15話予想・ジャンプ感想2号2021年【ネタバレ注意】
カイネの背負っていたモノが描かれつつ、弟主人公は、命までは奪おうとしないけど、そこに槍持った抑止力が現れて、カイネとハイガを殺すという、哀しい運命でしょう。
ぼくらの血盟15話予想・感想『カイネは死ぬのか?抑止力乱入で新展開か?』「廻峯と灰賀」(かかずかず)の次回(ジャンプ2号2021年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇
読切「ダダダダーン(マポロ3号)」掲載!ジャンプ2号(2021年)一言振り返り感想&ヘッドライン。余談。
吸血鬼と人間の争いの中で、吸血鬼と人間の兄弟を描くってのは、良いと思ったけど、よくよく考えたら、鬼殺隊に入らなかった炭治郎と禰豆子と言えるかもしれんね。
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