品出しのゆうれい(中畑りんたろう)感想&あらすじ『コメディのようなホラーのジャンプ・ショート・フロンティア読切』連載化予想・ジャンプ感想17号2021年【ネタバレ注意】
17品出しのゆうれい(中畑りんたろう)
スーパーにて、ジャムを求める客からスタート。わりとコメディなタイトルですが、その内容とは…。
あらすじ。
木村がアルバイトしているスーパーには、腕だけの幽霊がいる。モノの場所を聞くと教えてくれたりするのだが、下水に落ちたペンを巡って、急変する。木村は、同僚の女性に相談したのだが…。
コメディのようなホラー。
作品タイトルと、序盤の展開から、また15ページの読切であるところから、コメディ作品かと思わせながら、あらすじに書いた「ペン」のくだりから、ぐるっと話が反転して、ホラーに転ずるのが良かったです。
絵柄などなどは、今後、ブラッシュアップされていくとして、構成等々が、とても良かったと思いました。そもそもの原因にあたる部分が全く不明なのも、不気味さが際立ちますね。
総評。
ジャンプ・ショート・フロンティアの中で一番読後感が悪い作品でしょう。それは悪い意味じゃあなくて、一つの賞レースで考えるなら、一番、印象に残ったということなので、成功だったのじゃないか…と。
読後感の悪さが人気に繋がるかは分からんですが、私の中では今回のシリーズで2位となりました。1位は、先週の無智との遭遇です。
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連載化の予想。
連載化はないでしょう。この設定のままに連載になったら、「獄丁ヒグマ」みたく、品出し腕幽霊を使役するタイプの物語になっちゃうかもしれない。
15ページでホラーを描く手腕は見事だと思うので、今後も、様々な読切を発表されるのがよろしかろう(謎の目線)。
先週の感想。
読切「落ち武シャーク(千田さとし×都築拓也)」と「無智との遭遇(屋宜知宏)」掲載!ジャンプ16号(2021年)一言振り返り感想&ヘッドライン。余談。
幽霊の袖の感じが、最初の二本の時も、ちょっと違うんよね。怖いわー。
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