サニーサイド(冴豆祐人)感想『ブギーマンと光と闇の巧みな秀逸さ』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想21・22号2021年【ネタバレ注意】
20サニーサイド(冴豆祐人)
ジャンプ・ショート・フロンティアの読切です。これまで何度か読切を掲載されている冴豆先生の新作です。1ページ目から、画力に安定を感じます。
あらすじ。
いたずらっ子のところには、ブギーマンがやってくる。レニー・ギデオンのところには、何体ものブギーマンが襲撃したが、戻ってこない。あるブギーマンは、レニーを拐うために、ギデオン家を訪れたが…!?
巧みな秀逸さ。
クオリティがめちゃくちゃ高い。15ページじゃあもったいないと思えるレベル。話の展開を増やして、絵をちょっとずつ大きくしたら、50ページくらいの読切にもなるし、GIGAとかに載ると思う。
逆に15ページだと窮屈に思えるレベルだし、ブギーマンの設定などをじっくり描くにはページ数は足りないと思うのだけど、だけど、面白い。1ページのコマ数は、だいたい最近の漫画の倍くらいは詰まっていると思う。
一番巧みだと思うのは、漫画としての絵の説得力だと思う。ブギーマンの涙に、すーっと共感できる。
なぜか、約束のネバーランドを連想した。
全然設定は違うのだけど、子どもがメインの物語という部分とか、あと、出水ぽすか先生のイラストの世界観に通じるモノを感じたからかもしれない。
……この設定を、約束のネバーランドコンビに預けたら、すごい読切が飛び出して来そうだ…とか、思ってしまいました。
総評。
すごい良かったです。連載になるには、設定などを追加しないといけないと思うけど、15ページでここまでやるか!?と思わせる圧倒的なモノがありました。
ショート・フロンティアの枠じゃなくても良かったのでは?と、思いましたね。
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連載化の予想。
約束のネバーランドみたいな感じで、連載化できそう。設定というよりは、雰囲気です。闇の住人と、人間の関係性などの設定を掘り下げつつ、話を適度にインフレさせたら楽しそう。
何十巻もやる話じゃないと思うから、コミックス2巻とか、太い目の1冊とかで描かれたら読んでみたいかも…?
関連の感想。
死体は語りかけてくる。検死官が主人公の刑事ドラマのような雰囲気。「アスクレピオス」を思い出したのは、私だけじゃないはず。
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ああ、GWも終わった。何もせんかったなぁ…(´;ω;`)。
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