機械仕掛けのアイオライト(瀬川竜)感想『人類滅亡アンドロイドの大胆なページ構成と爽やかな読後感』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想29号2021年【ネタバレ注意】
18機械仕掛けのアイオライト(瀬川竜)
アンドロイドの話からスタート。今週もJSF読切でありますが、いったい、何本目かは、すでに忘却の彼方です。
あらすじ。
自我に目覚めたアンドロイドは、実験の末に廃棄された。人類への激しい殺意を持った彼女であったが、再び目を覚ました時には人類は滅んでいた。殺意を成就すべく、生き残った人類を探す旅に出る。
人類滅亡アンドロイドの大胆なページ構成と爽やかな読後感。
15ページって、こんな表現もできるのだな…と思いました。キャラクターとか、世界設定のインパクトが強いから、世界を旅して、時間が経過するだけで、シーンと興味が保たれる。
実質的な登場人物を独りに絞ることで、セリフ数が少なることの必然性が生まれるし、言葉がないことで、世界に一人ぼっち感も生まれる。
15ページだから、詳細に描かれてない部分もあるのだけど、ラストの読後感の良さと、少女の涙に説得力を生み出す、描かれてない部分に圧倒的なパワーを感じた。
総評。
めちゃくちゃ良い。エンディングは予想できるモノだけど、変に予想を裏切らない感じが良い。行き場を失った殺意の結末としては、非常に救いがあるのじゃないだろうか…?これも、ジャンプラに掲載されていたら、バズったと思う。
普段は、ツッコミ要素の感想も書くのだけど、今回は、それがなかった。探せばあるのかもしれないけど、読後感の良さが、それを阻む。
本誌での企画が終了してからでも良いから、今回の読切シリーズは、ジャンプラで復刻させるべきだと思う。いまや、ネット民が大きな影響力を持つから。
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連載化の予想。
そもそも連載化は意識されてないと思いますが、話を広げたら長いエピソードにもなりそうですが、今回の読切で全てが完成している気がするので、無理に連載化しない方が良いと思ったんよ。
関連の感想。
7年前に感想を書いていたことなど、すっかり忘れておりました。
瀬川竜先生のデビュー読切です。主人公の女子は和平留奈。その幼なじみの男子は雨持玲。魔法使いはアイザック・フリードマン。タイトルの通り、メテオをシーカーする話ですが、少女漫画のような雰囲気も感じました。
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作者はTwitterされてて、夜桜さんのアシスタントされてるとのこと。作者コメントでも、書いてありましたわ…。
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