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逃げ上手の若君28話「悪酔い1334」感想『潔い死と逃げ筋尻攻撃』あらすじ+29話予想・ジャンプ感想38号2021年【ネタバレ注意】

カテゴリ：逃げ上手の若君、暗殺教室・感想+松井優征作品・感想
この記事にコメントする！comment数：0：『2021年08月』23日

4逃げ上手の若君28話「悪酔い1334」（松井優征）

昼間の戦いが終わり、夜の様子からスタート。狐次郎は傷だらけ。死にたがりの軍勢だけど、粘り強い武士たちのようです。

あらすじ。

昼間の戦いを生き延びた保科党であったが、死にたがりの武士たちは、翌日も戦い死ぬ覚悟だったし、戦場で生肉を食ってた奴もいた。そんな中、時行に対して、保科は刀を抜き出した…。

潔い死。

死にたがりの武士たちが尊重する「潔い死」に対して、同族が滅亡した時行を対峙させた上に、歴史的な視点で「北条の滅亡」を語るのが巧い。現代人の読者は、もちろん、保科たちの「死にたがり」は肯定しないと思うけど、その気持を、時行と共感できる形で描いていると思います。

実際のところ、北条時行は記録が少ないらしいので、その思想や言動の大半は創作なはずですが、これまでの話を読んでいると、彼の死にたがり否定というのは、とても説得力があります。

逃げ筋尻攻撃。

サブタイトルの悪酔いは、時行であった。シリアスが続いた後のギャグ的シーン。逃げに使う筋肉を使った尻での攻撃。

血管浮きまくりの保科が、尻で攻撃を受け続けるのが、微笑ましかったです。9歳の男の子の尻攻撃なら受けたい！と思う変態読者もおるんじゃないかな～。

結果として、保科を説得できて良かったです。死にたがり武士たちのうるさい顔が静まったのも、良かったです。

次号に続く。次回、表紙＆巻頭カラーで撤退戦！逃げて、勝てるのか！？

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次回の予想。

お盆を挟んで、掲載位置が安定してなかったですが、次回はトップです。そして、内容は撤退戦。WJの歴史の中でも、逃げる回を巻頭カラーでやるのは、珍しいのでは？
逃げ上手の若君29話予想『表紙＆巻頭カラーで撤退戦！逃げて、勝てるのか！？』「悪酔い1334」（松井優征）の次回（ジャンプ感想38号2021年）。 #WJ - ジャンプ予想を書く！伝外超スデメキルヤ団劇

先週の感想。

27話「死にたがり1334」

討ち死にを求める保科弥三郎であったが、保科陣営には話の分かる男、四宮左衛門太郎もいた。保科を逃がすために、とりあえず戦初日を戦い、夜まで持ちこたえた上で、説得しようということになるが…！？
逃げ上手の若君27話「死にたがり1334」感想『四宮左衛門太郎登場と討ち死にクソ野郎』あらすじ+28話予想・ジャンプ感想36・37号2021年【ネタバレ注意】

だって、命懸けの散り際をディスられたから。ほんまこれ。覚悟の討ち死にが武士の華。魂を怪我されたので、脳の血管が切れるくらいに、ガチ切れになるでしょう。
逃げ上手の若君28話予想『保科弥三郎がブチ切れ！四宮左衛門太郎領に撤退できるのか！？』「死にたがり1334」（松井優征）の次回（ジャンプ感想36・37号2021年）。 #WJ - ジャンプ予想を書く！伝外超スデメキルヤ団劇

20周年「BLEACH-ブリーチ（久保帯人）」読切掲載！ジャンプ36・37号(2021年)一言振り返り感想＆ヘッドライン。

余談。

しかし、9歳の子が主人公。当時の9歳は、今では何歳だろうか。やっぱ、9歳かな。

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