人造人間100(江ノ島だいすけ)感想『フランケンシュタインVS八百比丘尼という衝撃読切』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想46号2021年【ネタバレ注意】
9人造人間100(江ノ島だいすけ)
GIGAで「頭のない二人」、本誌で「好き狂い」の江ノ島先生が金未来杯で登場。最近は、ジャンプGIGAの感想は書いてませんが、「頭のない二人」も読んでいたことを、作者紹介を読んで思い出しました。
あらすじ。
理想の人間を作り出すことを目指した博士は、100人の人造人間を作り出して、死んだ。人造人間達は、博士と同じ「理想の人間を目指す」という思いに囚われ、散り散りになったのであった。そして、世の中には人造人間が人間を拐う事件が起きるようになったのだが…!?
フランケンシュタインVS八百比丘尼という衝撃読切。
作者コメントを読むと、フランケンシュタインという言葉がありました。人造人間に対して、生まれつき長寿の一族を出すってのは、新感覚。作中には出てきてない言葉ですが「八百比丘尼伝説」を連想しました。主人公の名前が、「八百あしび」だからそうじゃないかと。
人造人間だから、最新作ほど能力が高く、100号と一緒に行動しているという無双状態が、爽快ですね。
ツッコミ。
一つの世界観に「IFは一つまで」という定石をダイナミックに逸脱しているな…と。人造人間と、不老不死が同居しておるとは…!?
それが読んでて辛いってことはないのだけど、不老不死以外にズラしても成立しそうな気もします。
だがしかし、ダイナミックな題材が投入されているのは、読切としては刺激的かもしれない。序盤は、設定解説にページが使われている感じはあります(だけど、読みやすくはあります)。
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総評。
大胆な題材、衝撃的なシーン、人造人間が囚われている理想などが、後半に上手く集約していると思いました。松井優征先生のところで、リモートでアシスタントされているようで、そこで培われたモノかな?と。
非常に読みやすく、巧い読切だと思いました。これは、好みの問題かもしれないけど、私の感情を激しくエグるような、そういう熱い慟哭はなかったようにも思えます。
マンガ原稿と作者の間にある空間を埋めている何かを、私には察知できなかったのかもしれません。
連載化の予想。
主人公が不老長寿一族という設定が、この先生きのこることができるのか…!?人造人間側の設定はそのままに、99体の人造人間を狩る物語になるのでは?人造人間も、組織を作ったりするかもしれんね。
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作者が、作中の死などに関して、ドライな印象がありました。あくまで、私の感想です。
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