魔界刑事マリボー(島袋光年)感想『善悪の価値観が真逆だから伏線もなくブン投げ読切』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想18号2022年【ネタバレ注意】
6魔界刑事マリボー(島袋光年)
島袋光年作品の全てが詰まったようなカラー扉で読切です。「正義と悪」というのが、共通テーマの読切2連続で、後半は、サモン君の沼先生も登場されておりますゾ。
あらすじ。
魔界は、善悪の価値が真逆の世界である。真菓子屋でお金を払うと事件になり、魔界刑事マリボーがやってくる!事件現場に現れたマリボーは、全員殺すことを宣言したのだった…!?
善悪の価値観が真逆だから伏線もなくブン投げ読切。
魔界では悪いことが正義、つまり、良いことが悪。ただ、それだけを貫いた読切。お金を払ったヤツとか、信号を守ったヤツ、魔ムスター(ハムスター)の手当をしたヤツが同じヤツで、後半に出てくるのだと予想しながら、読みました。
そんなことは、なかった。
ピースレンジャーという平和戦隊が、魔界では巨悪というのも、魔界のルールに従って描かれる。悪びれることもなく、人気漫画の技名をめちゃくちゃパクるという巨悪も、魔界では正義なんだろう。
きっと、股間だから、魔貫(まかん)光殺砲なのでしょう。
総評。
特に深い意味などを与えずに、ただただ「悪いことが良い」というのを描いたのは、ビルドキングで難しいことが描かれて、短命に終わったことを考えると、原点回帰的に良いのかもしれない。
ただ、「価値観を押し付けるな」という部分には、テーマ性のようなモノを感じました。少なくとも、ピースレンジャーは、魔界に攻め込んでいるわけですし。
そんなことを考えつつ、難しいことを考えなくても、楽しめて、良かったと思いますんよ。
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連載化の予想。
「悪いことが正義」というシンプルな内容で、連載ってのは、難しいと思うから、対立する普通の正義の側も描くとか、マリボーが人間世界に来ちゃうとか、膨らましは必要なんじゃないかと思いますゾ。
関連の感想。
とんかちとレンガの前に現れたツーバイフォー。かつて、世界を荒廃させたという屋獣であるが…!?試験会場に乱入したサタンヒルズ達の目的なども描かれる。そして、ライセンス試験は続くのだ…。
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ウーメン梅田と、そのほかマッチョ、鬼とかが混じった感じが、妙になついですね。
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