まどぎわで編む(外薗健)感想『いじめとミサンガのハード読切で読後感極悪』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想19号2022年【ネタバレ注意】
18まどぎわで編む(外薗健)
おもいっきり、イジメの現場からスタート。これまでのJSF読切では、題材になったことはないと思いますが…。
あらすじ。
大田くんは、いじめられている。前の席の山岸さんは、いじめを見かねて、文通をしてきてくれた。大田くんは、山岸さんの誕生日に手編みのミサンガをプレゼントするのだが…!?
いじめとミサンガのハード読切で読後感極悪。
JSF読切では、ギャグかバトルか、コメディか?少なくとも読後感の良い作品が多かったのですが、今回のは、めちゃくちゃ読後感悪かったです。最悪のレベル。
しかし、むしろその「最悪」ってのは、最大の良かったポイントとも言えるかもしれません。キツいいじめのシーンから、そんな中での救い。ほのかな、恋の気配。心に救いが一つあれば、人間は耐えられるなんて話もあります。
物語の中で起きた奇跡というのが、主人公らをハッピーに導くかと思いきや、そうでなかった。瞬間的な救いはあったかもしれないけど、ものすごい咎を背負った。
そして、ラブコメの気配を感じ取った読者の頭脳に、ハンマーで殴打するように、「恋では、何も解決できない」という壮絶なエンディングが描かれたのじゃないかと思いました。
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総評。
これまでのJSF読切でNo.1に「読後感が悪い」というのが、最大限に評価される部分じゃないかと思います。
漫画を読んで気持ちよくなりたい人は、評価しないと思いますが、もやっとしたじわじわを味わいたい人には、すごく刺さったのじゃないか?と思いました。
忘れられない作品の一つになりそうです。
連載化の予想。
連載になるわけないですが、「願いが叶うミサンガ」をキーアイテムとして、単発話が連なる感じだと、地獄少女とか、JUMP+で連載中の「アンテン様」みたいな感じになるのじゃないか?と。
先週の感想。余談。
読切「魔界刑事マリボー(島袋光年)」と「最弱!!ジェノサイドクイーン(沼駿)」他掲載!ジャンプ18号2022年)一言振り返り感想&ヘッドライン。作者名は覚えてたのですが、ブログに感想とかは、書いてなかったようです。
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