Pain Killer・ペインキラー(宮武翼)感想『クソ滑り漫才師兼命超粗末殺し屋の地獄読切』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想20号2022年【ネタバレ注意】
9Pain Killer(宮武翼)
バイオレンスコメディ読切!宮武先生の読切です。紹介ページによると関西のお笑いモンスターとのこと(ハードル高い)。前号の予告的には、殺し屋が漫才劇場の舞台に立つ読切のようですが…?
あらすじ。
関西弁の東浦と西田がヤクザ事務所を壊滅させています。下月劇場で漫才するとか言うし、オーディションに落ちたら関係者を殺害する。なんと、その正体は殺し屋兼芸人だと言うが…!?
クソ滑り漫才師兼命超粗末殺し屋の地獄読切。
劇中劇的に漫才を描くってのは難しくて、漫才の面白さが物語のコアじゃないことを考えると、漫才の内容は滑っていると思います。
そして、殺し屋が主人公ですけど、流石に、ちょっと殺しすぎなのじゃないか?と思えました。悪役のヤクザが、だいぶ悪役なのですが、その人々が虫けらのように殺されるシーンにカタルシスがあるか?と言えば、微妙です。
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総評。
殺し屋兼漫才師に救いを求めた南ちゃんの漫才を見ながらの泣き笑いの表情が、この物語の最大のカタルシスで、作品名の「ペインキラー」なのだと思います。
が、1日の間に10人以上の人間が、目の前で死んでいったら、心の方が壊れるのじゃないか?と思いました。
悪役とは言え、人間の死を描いた反動としての、読者(私)が読んで得する部分ってのが、釣り合ってないように思えます。
連載化の予想。
チェンソーマンなどに比べると、マイルドかもしれないですが、めちゃくちゃ人が死んでいるので、そのあたりの扱いを調整しないと、連載化はキツそうです。
殺し屋が困っている人を助けつつ、漫才をしつつ、そんな物語になるのかもしれませんね。
先週の感想。余談。
読切「恋、ときどき超能力(上村太心)」と「まどぎわで編む(外薗健)」掲載!ジャンプ19号2022年)一言振り返り感想&ヘッドライン。この作品は、手放しで評価したらあかんように思いました。ほんとうです。
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