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漫画家の猫である。（筒井大志）感想『おだんご＆まゆげ猫コメディからの回想シーンの高低差がエグい』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想24号2022年【ネタバレ注意】

カテゴリ：ぼくたちは勉強ができない（筒井大志）
この記事にコメントする！comment数：0：『2022年05月』16日

漫画家の猫である。（筒井大志）あらすじ。

ぼくたちは勉強ができないの筒井大志先生の新作読切です。タイトルの通り、漫画家と猫の話ですが、漫画家がめちゃくちゃ美少女です。こんなに美少女漫画現実におるんかい！？と、思わなくもないです。

吾輩は、漫画家の猫であり、名前はまだない（まゆげ）。飼い主は、ジャンプで「ニャンゲリラ」を連載中の漫画家である。締め切りまでラスト10時間。漫画家は、誘惑に打ち勝ち、脱稿できるのか？！

キャンプ飯動画を配信している「大盛」は、あの大森なのか…！？

おだんご＆まゆげ猫コメディ。

猫の名前は「まゆげ」。漫画家の名前が出てこないのは、ちゃんと理由があったようです。誘惑に流されていくのを、軌道修正して、途中で入浴シーンがあったりして、楽しい感じなんだな…と思っていた私がおりました。

ただ、猫に傷跡が多かったり、漫画家が誘惑に弱かったり、情緒が不安定なのは、後半の展開に移る要素が散りばめられていたのかもしれない。

…からの回想シーンの高低差がエグい。

約2ページの回想シーンが、めちゃくちゃつらい(´；ω；｀)。入浴シーンとかで、劣情をわっふるさせていた読者諸君は、冷水をぶっかけられたようなショックがあるのかもしれない。

ラストのラストの名前に関する下りがあったりして、17ページの中で読み応え抜群でした。

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総評。

回想シーンの描き方に、賛否両論ありそうです。ギャップがすごいのは確か、「死」の描き方に対してベストなのか？と言えば、そうじゃないようにも思えます。絵柄や前作の作風が、良い意味でフェイントになっているのかもしれない。

ただ、主人公らの絶望の描き方が、他にどのような方法があったのか？良かったのか？というのは、私が考える以上に練り上げられた結果だと思うので、きっとベストなんだと思います。

連載化の予想。

いわゆる連載化を想定した奴ではないでしょう。ただ、漫画家になる前の物語とか、新人時代とか、膨らませていけば、面白いかも？他の漫画家とか、編集者とか、キャラが広がりそうですね。

余談。

主人公の顔立ち、ルックスが、古橋よりってだけで、俺は大満足だぜ？

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