アヤシモン25話最終回「ウララ組」感想『未完打ち切り感!設定の難しさ、キャラの思い入れ、前作ファンなど総評』あらすじ+26話予想・ジャンプ感想26号2022年【ネタバレ注意】
25話最終話「ウララ組」あらすじ。
作者コメントにもあるように、今回が最終回。みんなの力をあわせて戦います。ドッポから、多摩川を抜き出そうとするマルオ。加勢する仲間たち。そして、マルオの必殺技が炸裂するのだが…!?
未完打ち切り感!
昔はよくあって、最近は減ったと思いつつ、また増えつつある「俺達の戦いは始まったばかりEND」。多摩川とは決着したけど、ドッポとの決着はつかずに未完終了。
全25話と考えれば、テンポよく行けば完全完結できたのじゃないか?と思いつつ、ジャンプらしい打ち切りENDというのも、作品の時代設定を踏まえたメタ的なモノかもしれない。
総評:前作ファンなど。
賀来ゆうじ先生は、ジャンププラスで連載されていて、アニメ化もする「地獄楽」の作者であり、前作ファンってのはいたと思うのですが、コミックスのセールスなどは調べてませんでしたが、前作からのファンは、支持していたのか?という疑問。
私は、地獄楽は終盤の方を読みまして、けっこう好きでしたけど、紙媒体の関係か、過激さは減っていたように思えます。
設定の難しさ。
妖怪が跋扈(ばっこ)する歌舞伎町。時代設定は、1980~90年代頃。過去のジャンプ作品などが出てきて、漫画のような主人公を目指す主人公(暗い父親との関係がある)。
しかし、「燃えるお兄さん」という昔の漫画の名前を出しても、若い読者ほど知らない訳で、そういう部分でターゲットが絞られていたのかもしれない。若い読者は、自分が生まれる前のジャンプ漫画をどのように捉えているかは、分からないけど。
妖怪同士の儀式的決闘の「たいまん」であるとか、金銭や崇拝が妖怪の力になっているとか、陰陽寮(出番ほとんどなし)など、設定は山盛りでしたけど、上手く活きたか?と言えば、そうでもないように思います。
細かな設定はあれど、過去からのジャンプとの妖怪モンの漫画と重なる部分もあるように思えます。
キャラの思い入れ。
火事現場から子どもを救い出すシーンが、最高潮だったと思いますが、どれくらいの読者がマルオ、ウララに思い入れがあったのだろうか?話数が足りなかったというのもあるだろうけど、多摩川に対して、今回の逃げ上手の若君のショウカンに対して、思いれを感じたことはなかった。以下、引用。
悪党だったショウカンが、武士として死のうとする時に、ただの人間としての感情が芽生えるというのが、お見事。魅力的に育てた敵キャラを、決して使い捨てにしないのは、全漫画家志望の若者は、勉強にすべきだと思うのである。
逃げ上手の若君64話「背中1335」感想『二牙白刃神回!郎党の奮戦!背面回避のからくり!』あらすじ+65話予想・ジャンプ感想26号2022年【ネタバレ注意】
そもそも、マルオのキャラが、チェンソーマンの「デンジ」と重なる部分が多いように思えて、「だったらデンジの方がいいな」と初期の頃に思ったように思えます。
「応援したくなる主人公」というのが、昨今のトレンドの一つであるなら、その部分が弱かったようにも、思えます。最初から強い系の主人公だったのもありますが、感性がぶっ飛んでいて、共感しづらかったようにも思えました。
アニメ化が決まっている作品が前作であっても、次回作が打ち切りで終わる。非常に、ジャンプ漫画っぽかったのかもしれません。賀来ゆうじ先生の次回作にご期待ください。
コミックス描き下ろしあるなら…打ち切り後描き下ろしあるのか!?ドッポと決着?後日談設定語りか!?
ブログ村ランキングです!
応援お願いします!
にほんブログ村
↑ジャンプ感想ブログランキングもチェックできます!
スポンサーリンク
描き下ろし、次回の予想。
描き下ろしの予告がありませんので、ないかもしれんね。ほんまこれ。色々と不明なところがあるし、ラスボスと決着してませんから、そのあたりの着地点は知りたいですわな。
アヤシモン26話予想『打ち切り後描き下ろしあるのか!?ドッポと決着?後日談設定語りか!?』最終話「ウララ組」(賀来ゆうじ)の次回(ジャンプ感想26号2022年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇
先週の感想。
24話「一人じゃ無理だな」
誰かの漫画家の仕事場からスタート。アナログ作画の指南をしながら、原稿に描かれるのはマルオとウララである。作者はマルオにそっくり。そして、仕事場に担当編集者が来たと思われるのだが…???
アヤシモン24話「一人じゃ無理だな」感想『唐突漫画家メタ展開、多摩川パニックからの主人公覚醒』あらすじ+25話予想・ジャンプ感想25号2022年【ネタバレ注意】
まあ戦っているのは、ラスボスのドッポじゃあなくて、ドッポに変化しちゃった多摩川なんですけどね。ほんまこれ。さりとて、マルオがみんなのチカラを合わせて戦うってのは、フィナーレを感じさせる。
アヤシモン25話予想『全員バトルで最終回か!?多摩川を引っ張り出す!後日談で大団円!』「一人じゃ無理だな」(賀来ゆうじ)の次回(ジャンプ感想25号2022年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇
読み切り「超狙われ体質の俺が捨てシークレットサービスを拾った件(林聖二)」掲載!ジャンプ25号2022年)一言振り返り感想&ヘッドライン。余談。
松井優征先生とかに、企画としての「アヤシモン」を分析してほしいところ。メリットデメリット論で説明できそう。
スポンサーリンク
読んで欲しいです!自薦記事。
この記事の前後の記事。
同じカテゴリ内の前後の記事。
そろそろ別のサイトへ→
退出口