DOOR POLICE-ドアポリス(嶽辻円盤)感想『犬猫人間と世界線を15ページで描く意欲作』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想26号2022年【ネタバレ注意】
あらすじ。
動物人間の女の子の扉絵からスタート。作者名ですが「円盤」は「ユーフォー」と読むようです。
女の子が覆面の強盗団に捕まっていたところ、助けたのは猫人間と犬人間だった…!?猫と犬の人は、なんと扉警察(ドアポリス)だったのだ…!?そして、様々な動物が君臨している世界線(パラレルワールド)があると言う…!?
犬猫人間と世界線を15ページで描く意欲作。
久しぶりに情報が満載のJSF読切を読んだように思えます。つまりは、パラレルワールドの物語でして、そこをつなぐのがドアであると…。
犬人間と猫人間は、別の世界出身と思われたり、パラレルワールド犯罪を取り締まる警察組織があったり、様々な設定がありそうです。
GPS。
ラストまで未回収と言いますか、主人公の女の子にGPS埋め込まれている話が、妙に浮いてる。猫の言ったジョークだったのか?もしも、本当だとしたら、誰が埋め込んだのか…?
総評。
ラストから逆算すると、物語や世界設定の構造の必要性が分かりますが、15ページの中での文字情報の量、出し方ってのは、推敲の余地があったのじゃないか?と。
『世界線』と『前世』というのは、設定的に重複していると言うか、死語の世界もパラレルワールドに内包されているとしたら、さらにややこしい。
設定はそのままで、出し方をスマートにすれば、もっと読みやすくなったのでは?と思いましたが、読後感は爽やかでした。
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連載化の予想。
様々な平行世界を人助けしたり、冒険したり、そんな物語になるでしょう。主人公と犬猫との関係性は、徐々に明らかになっていく構成がいいかもしれんね。
先週の感想。余談。
読み切り「超狙われ体質の俺が捨てシークレットサービスを拾った件(林聖二)」掲載!ジャンプ25号2022年)一言振り返り感想&ヘッドライン。猫が関西弁でしたな。
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