泣くなあかおに(えびど~)感想『赤鬼が生徒会で青鬼が退学という現代昔話』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想29号2022年【ネタバレ注意】
あらすじ。
赤尾は生徒会役員。目安箱を持って巡回するも、顔が怖いから生徒近寄って来ず。せっせと校内の仕事をする赤尾。屋上の壁に落書きする生徒がいるので、落書きを消しているのだが、そこには…!?
赤鬼が生徒会で青鬼が退学という現代昔話。
作品内で「泣いた赤鬼」への言及がありますが、それを現代的な設定に落とし込んだような印象。着想のスタートが、そこかは分かりませんが…。
赤鬼にあたる赤尾も、青鬼の青島も髪型が角っぽいのは、鬼をイメージしてでしょう。真面目だけど学校から浮いている赤尾と、破天荒だから浮いてしまった青島が出会う物語は、とても良かったと思います。
退学。
「退学せんでも」と、思ったりもしました。ただ、素行不良が原因で学校から言われた訳じゃあなくて、本人の居心地の悪さが原因なのが、作品に深みを与えていると思う。
ラストにどうなるかは、予想できるけど、素直に喜べました。
総評。
ジャンプ・ショート・フロンティア作品で15ページだけど、赤尾、青島のエピソードがしっかりと描かれているのがスゴい。屋上の壁に絵を描いている理由とかも、コンパクトに共感を得れる感じになっていると思う。
しいて言うなら、この物語には教員が出てこないけど、そこはご愛嬌。15ページと思えぬボリュームさは、物語の起伏がしっかりとあるからでしょう。とても、爽やかな気分になりました。
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連載化の予想。
単発でキレイに終わっているので連載化は難しいけど、赤尾と青島のいる学園生活を掘り下げてみるのも良いかもしれない。色々と広げていくと、かなりの確率でスケットダンスと重なりそう。
先週の感想と余談。
新連載「ルリドラゴン(眞藤雅興)」掲載!ジャンプ28号2022年)一言振り返り感想&ヘッドライン。描いた落書きをしっかり消すのも、いいね。
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