ロクの冥約(外薗健)感想『殺し屋復讐漫画がこれはすごい読切』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想36・37号2022年【ネタバレ注意】
あらすじ。
黒いドラえもんみたいなのがいる扉絵より。橋の下でタバコを吸おうとすると、黒いのが指先から火を出す。それは、地獄への案内人ルシルであった。ロクは、友人のマッチンの話をするのだが…!?
殺し屋復讐漫画がこれはすごい読切。
とても良かったです。ストーリーは、とてもシンプルで、設定も複雑さはないけど、確かなカタルシスと寂しさがあったと思います。
それは、主人公の感情と読者が共感できて、それに沿ったストーリー展開なのじゃないか?と。復讐劇自体は定番の展開だけど、共感の部分が大きいのじゃないか、と。
独特のテンポ。
トークが主体で進んでいって、漫才かコントみたいだな、たるいな…と思ったけど、溜めた分、ショッキングが用意されているのは、上手いと思いました。だから、ツッコミどころとして書こうと思いましたが、トークの展開やテンポも良かったと思います。
あと、刀中心の世界観と思わせて、拳銃の出し方も上手かったと思います。
総評。
JSF読切もすごかったですが、今回も良かったです。ハードボイルド。ストーリーや設定じゃあなくて、ネームがすごいんでしょうねえ。かなり練られている感じがします。
あと、ムカつく奴をぶっ殺すという展開が、現代的な閉塞感にマッチしたのかもしれない。めったなことは、言えませんが…。
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連載化の予想。
今回が第1話か、最初のシリーズとして、その後は地獄の案内人として活動する物語でしょう。さらなる悪人とか、強敵とか出てくる話とか予想できますけど、この読切は名作として、これで完結させた方がいいでしょう。
前回の感想と余談。
大田くんは、いじめられている。前の席の山岸さんは、いじめを見かねて、文通をしてきてくれた。大田くんは、山岸さんの誕生日に手編みのミサンガをプレゼントするのだが…!?
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読切「霊媒師の心理学(櫻井樹)」他二本掲載!ジャンプ35号2022年)一言振り返り感想&ヘッドライン。マッチンが生き返るとか、そういうのがないってのも、また良いのかもしれない。
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