LIFE LIAR FROM HELL(林守大)感想『病室でお見合いするウソつき読切』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想45号2022年【ネタバレ注意】
あらすじ&展開。
落下する男女の扉絵より開始。サラーラ姫と闇の騎士ユージーンの物語を聞かせプロポーズする男。しかし、それはウソだと両断される。久崎由人と遠坂沙羅は病室で話していて、遠坂は重病人である。そして、二人は見合いをしているのだが…!?
病室でお見合いする理由や、その裏にあるものが描かれつつ、物語は後半に大きく展開した。
病室でお見合いするウソつき読切。
次号予告に書いてある通りの内容だったけど、それ以上の感動がありました。ウソの内容が突拍子もないと思いつつ、後半にそれが収束していく感じが、とても良かったです。
冒頭を読んだ時に、男の言うウソが全て物語に意味があるなら名作になるだろうな…と予感していました。
ツッコミ:イージーすぎる気がする。
ヒロインの不幸な境遇の全てがラストに向かうための舞台装置のように思えてしまいました。リアリティの有無とかじゃあなくて、ちょっと設定の作り方がイージーのように思えました。
本当の父親のくだりが、悲壮感は増すけれど、そこまで不幸じゃなくて良いのじゃないか?と思いました。
総評。
とても良かったです。「昭和65年」という明らかに別の世界線が登場して、そこからラストまでが圧巻でした。冒頭を読んだ時の私の予感は正しかったようです。
ラストは、非常にベタなエンディングだと思えますが、私はとても好きでした。今回の金未来杯は、エントリー№1の『絵に描いた餅』が優勝だと思ってましたが、ちょっと揺らぎました。
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連載化の予想。
連載になるとか、そういうタイプの物語じゃあないでしょう。多分、今回の話を連載用に延ばしても、きっと良くはならないでしょう。アウタゾーンみたく、こういう短編が連続する読切とか読んでみたい。
関連と先週の感想まとめ、余談。
以下の読み切りが公開されている。
GO BACK HOME - 林守大 | 少年ジャンプ+金未来杯読み切り「根暗闇蔵(山本元輝)」掲載!ジャンプ44号2022年)一言振り返り感想&ヘッドライン。『絵に描いた餅』が1位な気もしますけど、好みの範囲で揺らぎがあるようにも思えます。難しい。
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