秋葉原通り魔事件に考える
今、私が参加している企画。
やみいち行動。今回の企画の相談をしている時に、「終末感」とか、「世紀末」とか、「この世の終わり」とか、そんな話になった時に、リーダー的存在の人(だと思う)が…
「世紀末は過ぎたけど、確実に何かが蝕まれている。」
と言ったのが印象的だった。
昨晩、家でテレビを観ていた。『人生が変わる1分間深イイ話』という番組。@JOJOで、荒木先生の話が出ることを知っていたから、いつもは見ないけど、見ていた。シーザー・ツェペリの設定と、巻末のお詫びの話だ。それをwktkして見ていたら、父親が声高らかに、
「所詮は漫画や!」
と言った。その時、心に走った亀裂。放っておいたら、どんどんヒビが入って、取り返しのつかない事になりそうだ。綿流し編の園崎魅音のように…。漫画を普通に読んでいる父親。その父親が、「所詮は漫画」と言う。だったら、何故、読む?一度でも、漫画を書いたことにある人、漫画原稿を書いた事のある人は分かると思う。並大抵ではない。ストーリーを考え、画を描き、締め切りに終れ…その中で、人を感動させる漫画を描く。その漫画を「所詮」と言ってしまうという事は、その人と、その人の活動と、それに関わる人々、両親、世界、全てを「所詮」と片付けてしまう事だと思った。
心の亀裂が広がる。父親を糾弾しようかと思ったけど、やめて、お酒とかを呑んだら落ち着いた。
GIGAZINEに気になる記事が御座いました。以下、引用とリンク。
各マスコミの報道によると、8日、昼の12時頃にJR秋葉原駅近くの路上で通り魔が出現。レンタルしたトラックで次々と通行人をはねた後、降りてきてサバイバルナイフで次々と切りかかり、少なくとも14人が刺され、7人が死亡とのこと。この間、わずか5分。上記写真は読者からのタレコミ、現場の写真。犯人は「人を殺すために秋葉原に来た」と供述しています。
秋葉原で通り魔、トラックで次々とはねてナイフで斬りつけ、7人が死亡 金銭目的ではない犯罪が増えているという。その最たるものか。世紀末は、過ぎたけど、確実に、我々は、何かが蝕まれている気がする。
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冒頭に、昨晩の家での、両親とのやりとりと、その葛藤を書いてみたのだけど、普段、あんまり怒らない私、
就職生活の日記には、日々のイライラを描いているけど、漫画、漫画家、荒木先生が、軽んじられたと感じた時に、心に走った亀裂は…そのイライラを超越していた。何か、自分の大事なモノを傷つけられた、そんな感じだ。こういうのも、蝕まれている一環なのかも知れない。
27歳だぜ、そんな事で腹を立てなくても…冷静な自分は、そう思う。
秋葉原の事件に関しては、今日、会社の朝礼で社長からコメントがあったが、家に帰ってニュースを観たら、ニュースのまんまだった。成績がよくて、進学校に行って、短大に行って…とか、そんなんだ。しかし、挫折感を感じている人はいっぱいいるはずだ。でも、犯人が、特殊だったとも思えない。
そこには、蝕まれている何かがあるように思えてならない。
言葉では説明出来ない。理解出来ない部分だけが、理解出来るような…そんな感じだ。
社会が病んでいる、常に感じる閉塞感…そんな言葉も、起きた事に照らし合わせると、現実感がない。
犯人は、犯行の予告を携帯で掲示板に書いていたとか…ネットか?
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