結婚というライフステージを考える非モテの俺
そもそもは、以下の記事を読んだ事から始まる。
この前、社会学の本で興味深い論文を読んだ。
ある女性が、ある男性知的障害者にインタビューをし、男性の人生について考察する、という内容だった。
そしてインタビューをしていくうちに、彼が「結婚」に執着していることが明らかになってくる。
なぜか。
非モテが結婚を望む理由 この記事を軽くようやくすると、非モテの男性は、男性であるという自信がなく、そのため、男性という性意識を回復させるために、結婚願望が高くなる…という感じだと思うのだが、こういった意識の流れが、私の中にも少なからずあったのじゃないかな?と思った。
今より、もう少し恋愛をしていた頃の話だ。と思う。
恋愛をするというのは、単純に、人の事を好きになるという事だった訳だが、ここ3~4年くらいを振り返ってみると、結婚したい!という気持ちが強かったと思う。このブログの奥の方には、そんな記事も眠っているが、自分でもドン引きなくらいに。
なぜ、結婚に拘っていたかと考えれば、男性としての性意識の回復というよりは、閉塞された現実に、何か自信が欲しかったという感じだったのだと思う。将来の事が分からない、大学院も卒業出来ない…そういう閉塞感だ。
恋愛をして、結婚する覚悟が出来れば、自分が動くのじゃないか、そう信じていた。
ブログ村ランキングです!
応援お願いします!
にほんブログ村
↑ジャンプ感想ブログランキングもチェックできます!
スポンサーリンク
だけど、実際を振り返ってみると、インチキの修士論文を完成させて、なんとなく就職も出来てしまった。まあ、その中の動機付けにも、「とりあえずちゃんと恋愛を出来る身分になろう」という恋愛的要素もあった訳だけど、まあ、久しぶりにあった人が「大丈夫?」と聞いてくるような、
就職生活を送っているけど、とりあえず、社会人になれた。
そこで、ライフステージとしての結婚を考えてみたのだけど、正直、デッドエンドになった。恋愛ではなく、結婚。結婚すれば、奥さんが出来て、そのうち子どもも出来るかも知れない。子どもが出来れば、教育の話なんかして、父兄参観とかなって、多分、総じて、金の話になる。そこで限界を感じた。
つまり、「はい、正社員です。」と答えられる社会的身分には達したけど、結婚を考えるには、仕事内容、そして、給料の額が低すぎる。私1人の収入じゃ、家庭を持つには難のある金額だ。
次のライフステージに進むためには、この給料の部分をクリアしていかなければならない。だが、現在のぬるま湯もたまらないし、そもそも、相手もいない事を考えても仕方がないし、ガッツも出てこない。会社の女性陣を眺めていると、女性恐怖症になりそうだ。
どうして、女の人って、男性を立てようとするのでしょうね?いや、性的な意味じゃないよ。うちの会社だけかも知れないけど、呑み会の席だとか、二次会の時とかに、女性らしい振る舞いを意識的に行っているとしか思えないし、男の方も、そんなので、満足そうだ。
吐き気がする。
だけど、女性が女性らしく振舞っていたり、よく分からないけど、恋人同士が恋人らいく振舞っているのは、多分、巣でいる時より気持ちがよいのだろうな。私も、会社で、アホだな、と思う営業さんを持ち上げているとき、ちょっと気持ちよかったりするしな。いや、性的な意味じゃないよ。
結婚なんて、ライフステージもそんなのかも知れない。本人が望むよりも、社会的な立場ってのが、大事な、そんな感じが気持ちが良くて…。結婚なんてのは、結局、するためにするものなのかもしれない。
そんな風に考える私も、以下の記事を読んで、結婚してぇ!って、ちょっと思った。
趣味を非難しない
俺はちょっとオタクなんだけど、趣味を非難しない。マンガを置くスペースを作ってくれたり、一緒にアニメ見てくれる。
妻の趣味は海外の雑誌(インテリアやファッション、デザイン誌など)を取り寄せて読むことと海外古典文学なんだけど
俺の趣味につきあってマンガも読んでるらしく、ある日いきなり「Dioも承太郎もかっこいいよね、どっち派?」とか言うw
いつも結婚して良かったなぁと思ってる。 こんな、菩薩のような女性がいるのだろうか。こんな、菩薩のような女性と結婚出来るのだろうか?
今後、私自身が結婚するのか?という問題を考えた時に、正社員になった時点で、実は、人生が完結している。この後、転職する事もあるだろうし、もしかしたら、ニートになったりするかも知れないし、自殺をするかも知れない。でも、就職というのは、恐らくゴールの一つで、就職して、一生結婚しなかったという人生も珍しくないだろう。
私自身、結婚したいか?とか、考えていると、絶対にしたい!という気持ちは、そんなにない。多分、胸を悩ませるような恋愛も、もうしないだろう。実際、結婚したら邪魔臭い事も沢山あるだろうし…
結婚してないけど、結婚しています。
そんなポジションを確立できたらッ!みたいな事を友人に話してみたら、あんまり理解されなかった。
というような、事をダラダラと考えてみたのだけど、案外、女性の方にも、結婚に関して、私のように考えている人がいて、そういう人と、私はお似合いなんじゃあないかな?と思った。
まあ、男と女じゃあ、結婚に関しては、重要度が変わってくるような気がするけど。社会のなんやらかんやら、とかで、さ。
スポンサーリンク
読んで欲しいです!自薦記事。
この記事の前後の記事。
同じカテゴリ内の前後の記事。
そろそろ別のサイトへ→
退出口