観劇日記「赤鬼」・劇団主宰@西部講堂前特設テント
昨年末に、劇団主宰さんがやった「赤鬼」の感想です。西部講堂前に特設テントが建っていて、そこでやってました。本当は、観に行ってすぐに書きたかったのですが、延ばし延ばしにしているうちに年が明けてました。2005年に残した宿題ですね。じゃ、以下、感想。
色々な劇団の代表の方のお芝居でした。 劇団主宰というのは、色々な劇団の主宰の方が集まった集団です。実は、劇団ヤルキメデス代表である、私こと、ナカノ実験室こと、中野貴雄こと、私も、参加者の一人からお誘いがあったのですが、「忙しいから無理」とメールを送ったら、それきりでした。もし、私が参加していたら、ミズカネにでもなってたのでしょうか?なんとなく…。
テントが建ってました。 会場決定に色々あったらしく(多分)、西部講堂の前にテントが建ってました。劇団員にはお馴染みの単管(鉄パイプ)製です。すげえなぁ。雰囲気ありました。
しかし、季節のこともあってか、お客さんは寒そうでした。私は、防寒対策(厚着)をしていたのと、気持ちの上で、「寒いのじゃなくて、冷たい。」と思っていたので、案外平気でした。でも、一般人はそうはいかないみたいで、途中で寒さのために集中力が切れだしてました。それの少し後で、役者の方も集中力が切れだしたのが残念でした。
割かし厳しい事をアンケートに書きました。 アンケートに書いた事を一言でまとめると…
演劇の事を語る前に、体力つけたら? ってことでした。まあ、なんつうか、参加者の人々が、「表現とはオナニーだ!」とかで語り合っているのを知っていたので、そんなことを書いたわけです。
思うに、私よりも若い世代の演劇関係者を眺めていると、非常に頭でっかちだなと。なんていうか、確かに技術はあるけど、ツメが甘かったり、語る割には、演技に隙があったり、でも、大まかで演技は上手かったりそんな感じです。下手に器用だから、「自分達は出来る。」と思っているのじゃないかな?って気がします。だからして…。
・綺麗にはける。
・綺麗に幕を張る。
というような事がおなざりになってます。結局の所、どんだけ技術があっても、上記の二点を気にしない、気に出来ない人は大成できないでしょう。まあ、そこを上手にまとめてくれるスタッフやプロデューサーがいれば話は別ですが…。
話それてた…。 んで、劇団主宰さんの話ですが、演技は上手いと思うのですが、はけ方が美しくなかったり、パワーコントロールが出来てないせいか、息が切れてました。これが、波紋の呼吸法で、相手が吸血鬼なら死んでる所ですよ。(関係ナイ(゚∀゚)ッ!!)
舞台上で息を切らす、はけ方が汚いという、初歩の初歩を取りこぼしている割に、演劇を語っているのは、どうなのかと?まあ、語るのは自由ですが、もっと足場の方から、細かい事きにして行こうぜ!と常々思っています。
まあ、ボロクソに書くのは愛してるということで…。
アンケートには、きびしめな事を沢山書いたのですが、なんつーか、息を切らすぐらい舞台ではじけるというのは、若さとでも言うのでしょうか?好きなのは好きでした。今後に期待するという意味で、注意ばかり書いた訳です。きれいにはける事にこしたことは、ないですし、体力だってあった方が良い訳ですよ。
まあ、頑張って欲しいなということで。演劇やってなくて、観に行って(金払って)、感想書くなんつーのは、非常に楽な立場です。久しく演技してないな。口ばっかりになっているかも…?
劇団主宰さんのブログの記事にトラックバックしておきました。こういうトラバが一般的になれば良いのにな。
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