KAKIMARU-かきまる-(秋本治)は確かに異色時代劇だがwww~赤丸ジャンプ2009年WINTER③
KAKIMARU-かきまる- 秋本治(あきもとおさむ)
こち亀でお馴染みの秋本治先生の読切です。時代劇です。作者コメントでは、異色時代劇とありますが…確かに、異色時代劇なんですが、うーむ…。
何が異色かと言えば、漂流教室よろしく城ごとタイムスリップしたりして、侍と恐竜が戦ったりするあたりが、異色なんですが、なんつーか…
・柿丸(鷹丸)の忠義
・城に渦巻く陰謀
と、恐竜が上手くなじんでないなーと。そして、結構、話はシリアスなんですよねぇ…。それだったら、もっとコメディ色を強くして、とんでも時代劇の色を強くした方がよかったんじゃないかと…。いや、鷹丸が城に仕えるようになったいきさつとか、忠義心とか、かなり熱いものがあるんですよ。
ただ、恐竜が…あうあう。
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死にかけ戦士!!痩身マン 根田 啓史(ねだひろふみ)
絵は、上手いのか、下手なのか、よく分からないな。いい意味で。何により、作者コメントが妙に熱い。「僕たちの時代を築く」の「たち」は誰なんだろうか。作品の内容と連想できない熱いコメントだよなあ。「たち」は、同世代のマングースの事を指しているのかな?かな?
貧弱なヒーローってのは、割とやりつくされた感はありますが、その中に、オリジナリティも感じられました。ピンチレーダーに痩身マン自体が感知されてるのが面白かった。
罪を知れ!! ワイトアール(わいとあーる)
ワイトアール先生って、新人なんですか…?妙にこなれた感も。ペンネームとか。でも、紹介があるって事は、新人さんなんでしょうね…。
少年探偵物という感じでしょうか。主人公は、法律家を目指している感じですが、少年探偵という言葉がしっくりくるでしょう。いやあ、きゅんきゅんきますね。少年法律家と、サイコメトラー少女のやりとりが。知り合う前から、夢で会って知っていた、とか、すげー胸きゅんですよ。
全体的にやわらかい絵柄で、エロじゃあなくて、ほのぼのとしたラブコメ具合がいい感じです。
て、まあ、ラブコメがメインじゃあないでしょうが、パジャマ姿で、病院から抜け出すとか、たまらないですなあ・・・。
ラストも罪を憎んで、人を憎まずじゃあないけど、事件の成り行きを、当事者達に委ねたあたりも、なんか、優しさを感じるなぁ。なんつーか、全体的に、レトロな仕上がりになっておりますね。
アソビバ。 古舘 春一(ふるだてはるいち)
なんというか、雰囲気重視の作品だと思いました。現在連載中の作品なら、ぼっけさんが、近いかなぁ?と。なーんか、あんまり感想が書けないなーと思って、読み返したんですが、どうにも、私の読解力が足りてない感じだ。
じっくりと読むと、1コマ1コマの迫力であったり、世界の崩れ具合とかは、面白い所が、多い。
だけど、なーんか、胸にうつモノが少ないのは、主人公に対する共感が少ないからかな。うむ。ちょっと、要素が複雑なんかなー、分からん。
SACRIFICE-サクリファイス- 藤木 優(ふじきゆう)
林学を修めた者(林学修士です私)としては、酸素とか、樹木は、ちょっと気になる所があります。だから、樹木と酸素の結びつきがちょっと甘いなーと。劇中の酸素濃度の低下は何故起きているのか?だと思うのですが、たとえば、現在、地球環境問題となっているのは、二酸化炭素の増加ですが、酸素濃度の低下ではない訳です。
詳しい数字は、分からないですが、酸素がたんなくて生きていけない状態は、もっともっと、壊滅的になるのじゃないかと。
んで、樹木は、光合成で、炭素を固定して、結果として、酸素を出す訳ですが、樹木も呼吸をして、酸素を消費する訳です。光合成で、酸素を出す量が、呼吸よりも上回っているから、結果として、酸素が増える訳です。だから、実世界では大きな木が沢山酸素を出す訳じゃあなくて、成長が大きな木が結果として酸素を増やしている訳です。木が生長を止めたら、出す酸素量と、消費する酸素の量がバランスします。
て、これはマンガの感想じゃないか。劇中では、樹木が酸素発生装置のような扱いになってますが、ちょっと、現実ではニュアンスが違うなー、と。
なんか、絵柄を見ていて、サイコーとシュージンが書いた、「二つの地球」ってこんな感じの絵柄だったのじゃないかなーとか思った。まあ、フィクションの話だけどwww。
なんというか、陰謀モノというか、割とドキドキと読んでたけど、結構、存在感の強かった悪者が、結構、どさくさで巻き込まれてたな。生きてるのか?
いっぱい、感想を書いた気がするが、ほとんどが木の事だな。
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