週刊少年ジャンプ 2006年 09号 感想
ご確認 管理人の都合で、「もて王」と「ネウロ」のヤコの好物、読切作品及び、連載が終了した作品のみの感想という、短縮バージョンになっています。
総評 表紙は、銀魂。祝アニメ化。センターカラーはNARUTOとBLEACH。読切は、伊藤直晃先生の「イケてる便器」。テニスの王子様は作者都合で休載。
大泥棒ポルタが終了。なので、感想書きます。
魔人探偵脳噛ネウロ(週刊ヤコ好物感想) 桂木弥子 女子高生。好物はいちごミルク味ソーセージ。そんなソーセージが…?味付けのセンスから名古屋っぽい気がしますが、よく分りません。最近、マニアックな傾向にあるな。好物が。
読切 イケてる便器 テニスの王子様が作者都合で休載なので、おそらく代原です。なんだかんだで、伊藤直晃先生の作品はよく掲載されますが、今回のは伊藤先生が初めて持ち込んだ作品なのだそうなので、もうストックは無いのかも知れません。
感想を箇条書きで…。
・タイトル「イケてる便器」は表紙のネタのみで使用。
・ボクサーのテンドンネタが面白い。
・シリーズというか色々なネタがあるあたりが、持込作品っぽい。
・女の子が一人しか出てこない。
・意味不明なネタも多い(おもしろいけど)。
・ナイスガイのネタがある。これが、後の「自称ナイスガイ」に繋がっていったのだろうか…?
・最後の釣りのネタは若干エロネタ。「でかい」「太い」「長い」「熱い」。エロいなぁ。
伊藤先生の漫画は、ジャガーさんがいる以上、連載は難しそうですが、毎回、安定して楽しめます。最近、ちょっと、4コマのネームを書いているので、参考にさせて貰います。話の構造等をね。
太臓もて王サーガ 新連載のスケジュールの関係で、今週は、ポルタが、来週は何か終了すると思うのですが、何が終るのでしょうか?まだ、終らないのでしょうか?もて王がサドンデスになったら、嫌だなあ。
さて、今回も自分の分かる範囲でパロディ抽出を…。
・タイトル「御近所物語」
えーと、これは、同名の漫画があったような。アニメ化もされていたような…。ただ、「御近所」なのか「ご近所」なのか?全部同じにしないでしょうから、後者なのですかね?
・もて仙人
勿論、ドラゴンボールの亀仙人より。「カメラ持って来れば良かった」は、初めて悟空とブルマに会った時。悟空のせいで、ノーパン状態だったブルマが「パンツ見せてくれ」という同仙人のリクエストに答えた結果、カメラ発言に到ったのだったと思います。
「人魚さんにもパイパイはある。」は、悟空が弟子入りする時に、「女の子連れて来い。」と言った結果、悟空が人魚を連れてきたため、出た発言。実際、下半身が魚の女性のバスト(パイパイ)って見て興奮出来るのですかね?
阿久津の「もてん老師」というのは、無天老師というのが亀仙人の別名だからです。
・「男物だけど濡れた服よりマシだろ」号室
パロディじゃないですが、漫画でよくある展開ですよね。
・太臓「イヤイヤイヤーン イヤイヤーン」
どうも、元ネタがありそうな…。
・スピン
まわるの本名。当然、前作、無敵鉄姫スピンちゃんの主人公の名前で、デザインが子どもから、高校生くらいに変わっているのが、今回のスピンです。
・デスノート・ラッシュ
「あなたが神か!?」→「はい。」
「し、…失礼ですが神としての証は?」「オチンチン?交尾?何の事です?」
「ワシはその新世界の神に、君は女神になるんだ。」→「一緒くん…」
「神は今自由には動けない…」→「そうです。」
とまあ、デスノート・パロディが続いたので、デスノート・ラッシュと名前をつけました。ちなみに、自己紹介なしに今回登場の額にVの字のある老人の名前「一緒」というのが出ていますが、彼も前作「無敵鉄姫スピンちゃん」に出ていたので、大先生は、直で出したのかも知れません。ちなみに、名前が変わってなければ、部井一緒さんです。
・変形しないデストロイ
んー、デストロイ?変形とついてますから、マクロスっぽい気がするのですが、ちょっと分らないですねえ。
・ムヒョロジ・ラッシュ
喉の検査→スピン「ケホ」
冥王の「千変の舌」
「アロエロエロエロ」
以上がムヒョロジからのパロディネタ。喉の検査、「ケホ」ってのは、ロージーがやっていた事で、実は同じ事考えていましたが、大先生がやってくれました。私も該当するコマを模写して、ブログにでもうpしようと思ってたのですが、延ばし延ばしにしているうちに、時が過ぎてました。私のアイディアは、ロージーが喉に突っ込まれているモノにモザイクをかけようと思ってました。
なお、ムヒョロジ・ラッシュの締めに、悠が「これではムヒョロジがいやらしい漫画と思われてしまうではないか。」といってます。阿久津がツッコミ(フォロー)を入れてますが。
・針すなお
知らないですねえ。物まねの審査をされていた方のようです。
・エロガード・エロリップ
先週も出たキャラ。鋼の錬金術師のパロディキャラ。
・間界人の実界での存在の定着の説明のコマ
背景に囲碁盤らしきものが…。
・エロガード・エロリップの成仏「楽しか―」
これは、ヒカルの碁ですね。藤原さんが成仏したシーンなんでしょうね。あんま、覚えてないですが…。
・透瑠(トオル)
部井一緒さんの孫娘の部井透瑠さんです。「ぶいとおる」とは、「ブイトール」の事で、確か、垂直方向に離陸出来るシステムだったと思います。
彼女も、前作に登場のキャラで、ツッコミ役でした。前作では、巻き込まれ系のツッコミだったのですが、再登場にあたり、ツッコミ属性よりも、サド属性が強くなってます。彼女の母親は、真性のサドだったのですが、成長して母親に近づいたのかも知れません。なお、制服は前作同様ビューナス女学院のものです。スカートの柄は、佐渡あいすさんや、矢射子さんと同じですが、ブレザーのデザインが違います。
特別考察『「無敵鉄姫スピンちゃん」の連続性』
スピン、部井博士、透瑠と前作の主要メンバーが登場したので、前作からの連続性を考えてみます。もし、連続性があるならば、スピンちゃんの最終回で、レンタルロボットVが爆発、炎上、その後、入田恵(はいるだめぐみ)さんの家に一時やっかいになった後、太臓の住むアパートに引っ越してきて、その後、一時実家に戻っていた透瑠も戻って来たという所だろうか?しかし、前作の世界では「ロボットがいることが当然」という世界だったから、パラレルワールドと考えるのが妥当かも知れない。
ちなみに、スピンちゃんは、「どんなエッチな要求にも応えるエロボット」の開発のために作られたロボで、AIにデータを入力する手間を省くために、学習する自律思考タイプのAIになっていました。AIが完成するまでは、ボディも子どもタイプだったのですが、現在、高校生くらいの年齢まで引き上げられたのは、AIが完成したって事でしょうか?
今週は、前作のキャラが出てきて嬉しかったですね。ただ、ジャンプ自体が改変期になったので、もて王の存続が気になります。アンケートでドーピングしておきました。
大泥棒ポルタ ついに知恵15で、最終回です。ビックリするぐらい中途半端に終ってしまいました。広げた謎や風呂敷は、ほとんど解決しておりません。なんというか、15回で、打ち切られるのではなくて、15回。一回20ページくらいの単純計算で300ページくらいの作品を書こうと思ってスタートさせれば、もっと結果が変わったと思います。勿論、満足の行く人気が取れれば、もっと、連載は続いたのだと思いますが、初めての連載で、それが上手く行くのは難しいでしょう。
前から思っていたのは、ジャンプには短期集中連載枠が必要なのじゃないかと…。人気があれば続けるというのは、商業的には、意味があるのかも知れませんが、小粒でピリリと利いた短編の名作は出ません。謎を残したままで終ってしまうのは、読者として気持ちが悪いです。切法師とか、本当に勿体無いと思いますし。そろそろ、ジャンプ編集部でも、連載の形態を見直して欲しいですね。
しかし、打ち切りが漫画家を強くするという事もあります。荒木飛呂彦先生の「バオー来訪者」は、打ち切り漫画か?と思わせない完成度です。伏線の未回収は一件あるのですが、些細な事です。そんな荒木先生のジョジョ一部を読んでいると、最初にDIOとの決着が着く所でも連載が終了出来るくらい話がまとまっています。人気がなければ、そこで終っていたのでしょう。
また、「ガンズ・ブレイズ・ウエスト」で打ち切られた和月先生は、武装錬金(これも打ち切られた訳ですが)では、最初のパピヨンとの対決で、連載終了出来るくらいまとまってました。その後、人気が安定しなくて打ち切られた訳ですが・・・。
「人気があれば、存続」というのが、ジャンプ漫画の必然ならば、人気がなかった時に、気持ちよく終れる話作り、つまり、11週、15週、19週くらいで話が一完結するようなストーリー展開が必要だと思う訳です。
編集部としては、人気というものは、ある程度予想しておかなければいけないですし、逆に人気のある無しに関わらず、掲載したい作品や、伸ばしたい才能というのは、あったりしないのでしょうか?何時から、ジャンプは「人気のある漫画だけ続く」雑誌になったのだろう?昔から?
ポルタの事、全然、書いてなかった…。北嶋一喜先生は、まだまだ、若い(成人式の話題が出てたから20歳?)ので、今後に期待したい所です。
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