あんねちゃんたろう(福島鉄平)、新ジャンルよだれ少女!桃園アンネ!~赤マルジャンプ2010WINTER感想①
あんねちゃんたろう
『サムライうさぎ』の福島鉄平先生の新作読切です!
作者コメントを読む限り、『久し振りのマンガ』との事。さらに、『色々、どうやるかを忘れていた。』との事。じゃあ、先生何してたのさ!とも思う訳ですが、何か、非常に感覚的だけど、作画において、Gペンと丸ペンの約束事が失われている感じがした。特に、Gペン以外の細い線。丸ペンじゃあないかもしれないけど、アンネちゃんの目、口、髪に顕著に表れていた希ガス。
単に、描き慣れないキャラだからか???
差て、本編の感想。
いやぁ、読んでて恥ずかしくなるくらいに、ラブコメ。思春期特有。今思うと、どうして、小学校高学年から中学生の時に、あんなに女子と距離をとったのだろうか?と。そんな事を思い出しました。京都におると、他府県からの中学生をよく見ますけど、男女で同じ班なのに、二分されている様子をみると、「後で後悔するよ。」と教えたくなる感じです。
差て、しかし、本当にラブコメ。敵も、バトルも、これといった悪意もなく、進みますね。まあ、タロウの友達が、ちょっとやらかしていますが、まあ、悪意と言うほどでも…。友達4人組は、クライマックスの方で、4コマ外人みたいになってましたねwww。
桃園アンネちゃんというキャラ。新ジャンル樹立。『よだれ少女』。肉食系女子とかとは、全然、違うけど、女の子の方が、超積極的というのは、よい感じですね。布団の匂いを全身で感じたり、性的な事への転換をギリギリで踏みとどまっている感じもまた。
ただ、一つ気になったのは、桃園さんが実際的な行動に移るまでに、6~7年くらいは経過している訳ですから、その間の心、というモノも読みたかったなぁ、と。ずっと遠くから見つめていただけ?ちょっとずつ、タロウの物をちょろまかしていても、おかしくないですがwwwwwwwww。
また、一方的に盗む訳じゃあなくて、代替品を残していくあたりが、アンネちゃんの優しさですねwww。
もしも、連載化がありえるとしたら、毎回、アンネちゃんが、タロウを振り回す感じの話になるんでしょうかね?設定を2、3個足したりして。でもまあ、連載は、難しいだろうな。特に、目的もなく、毎回ドタバタラブラブするコメディも読みたい気もしますが…。
あと、アンネちゃんの暴走モード(よだれ)と、通常モードの感じから、『キャノン先生 トばしすぎ』というエロマンガを思い出しました。何しろ、エロマンガなので、気になる人は、適当におggり下さい。
嗚呼、一度、帰ったと見せかけて、改めて、お礼を言うあたりで、萌えに萌えた。いいなぁ、ラブコメ。目の星がハートになるってのも、不思議な表現だねぇ、そう言えば。妹もつられて土下座する辺りに、福島節を感じたね。嗚呼、感想が尽きぬ…。
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Zip-per(福田エイヂ)
噂の高校生漫画家!ペンネームは、バクマン。を意識している???
ヤクザと賭け野球と高校野球で展開するストーリーだが、そもそも、野球が苦手な俺としては…。ヒロインの登場が遅い気もするけど…ややこしい設定と展開を語りに頼っている部分が多いからか???特に、玲雄(レオ)の心の融解の部分には、もちょっと爽快さが欲しかったなぁ。ヤクザ設定も、バトル要素があるなら、もうちょっとアクションが欲しかった。
奇怪とんち噺 花咲一休(原作:小宮山健太 漫画:河田悠也
構成がちょっと難しい?物語内物語内物語まで言っている感じですかね?構成的な面白さはあると思うけど、老一休が話す昔話の中でも回想が行われているから、ちょっとややこしい。自分の命を狙う妖魔の力を逆手に取りながら、命がけで人々を救っていく設定は、熱いっちゃあ熱い。ただ、割と、仲良しコンビに見えるから、カルマの方の邪悪さの一片が、もう少し見えたら、もっと緊迫感が増えたかも。
後、どうしても、具体的な『とんち話』がメインになるから、47ページというのは、ちょっと長いと思う。そのために、回想話の挿入になっている感じも。
1秒天使(森春人)
・1秒時間を止められる能力
・悪蟲とのバトル要素
・『時間を大切に』というテーマ
が巧く溶け合ってないなぁ。正直、悪蟲とのバトル要素を全部ぬかして、1秒止める能力をメインに、普通の悪者と闘った方が…?と思ったのだけど、きっと、構成の問題じゃあないかと。順番として、『1秒の能力』、『悪蟲』という順番で登場しているけど、冒頭で、悪蟲と闘っているジャンヌのシーンを挿入するだけで、ずいぶん見易くなるだろうなぁ、と。
しかし、天使と悪蟲(悪魔?)と、時止める能力と、バトルで得たモノが、「時間を大切に」と「自分の気持ちを声に出す」ってのも、なんだかなぁ、と思った。主人公は成長したけど、人間社会には悪蟲が残っている訳で…。
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