天才霊能力美少女レレレのレイコさん(桜井建志)は性意識が希薄(良い意味で)www~赤マルジャンプ2010WINTER感想③
天才霊能力美少女レレレのレイコさん
桜井建志先生の読切です。
本誌連載経験者に続いて、タイトルつきで感想を書いたのは、非常に面白かったから。オリジナリティというか、クオリティというか?こう、なんていうか、作品全体で、性に関する意識が希薄なんですよね。ちょっとした事では、ドキドキしないんすよ。まあ、そういう作風じゃあないとも思いますが。その一例をあげると…
・放尿を見ようとするレイコさん
・立ちションを試したレイコさん
・14歳の陰茎をピーナツ呼ばわり
・ピーナツを掴むレイコさん
・レイコさんのパンツを「ぎゅうぎゅう」押し込む
と、こんな感じでしょうか。いっその事、作画を矢吹健太郎先生がやってしまえば、また、別の作品が出来上がるのじゃあないかと。まあ、そら、そうか。
こう、ちょっとした事で、エロとか萌えとかに、流れていきそうな現代において、女の子で、しかも、美少女のレイコさんの表情の容赦のない崩しっぷり、行動の大胆さ、下ネタっぷり、堂々としたパンツ披露等々…非常に突き抜けていて、とても、楽しかった。
劇中では、「微少女」とか言われているけど、レイコさんは、ちゃんと美少女だと思いますね。後、『美股間』という言葉は、確実に流行る…。
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ゆうれいのガッコウ(榎伸晃)
なぜか、絵のはしばしに、鳥山明先生の影響が見え隠れする。なぜだ?
シリアスの部分が結構、よい感じなのに、直前まで、ギャグを挟むからちょっともったいない事をしている。後、乙三の存在に、あんまりイミアないなぁ。問答無用に何人か成仏させるくらいの勢いは欲しかった。
だが、最後に主人公が母親に話しかけるシーンは、見ているだけで、涙が出てくる、すごい良いシーンだと思う。これは、私の感情移入の問題だと思うが、今も、ちょっと泣いている。
xAMQx(アンク)(青戸成)
ちょっ昔の赤マルを読み返すと、前作が載っていたけど、前の作品が光だとしたら、今回は、完璧に闇、だよなぁ。何があったんだ?青戸先生に???
一つ難点があるとすれば、何が起きているか分からない、という事だろうか。ラーラの死から、次の破壊への繋ぎがよく分からなかったし、主人公(名前出てた)が、ラーラも救出していたのも、よく分からなかった…。だが、ここで言う、コルとラーラの別れのシーンの絶望具合は、ここ数年体験してなかった気がする。この4ページくらい…やばいな…。
まあ、基本的に、ジャンプで人は、死ぬ事が少ないし。
ラスボスのエバの存在とかも示唆されているし、連載を意識した読切なんでしょうねえ。世界感や設定等々は、面白い感じですが、連載にもっていくには、シンプル化と、あかぬけが必要に思えるけど…それをやってしまうと、このダーク感がなくなっちゃうよなぁ。単行本3~4巻くらいでまとめたら、非常に良い短編になりそうだけど…???
R-18が守るコト(佐野水涼(さのゆくすけ))
おそらく、今回で一番の問題作。嘘かも知れないけど、「おっぱい」に興味がない人が書く作品じゃあないだろう。
絵が巧いとか、下手とかじゃあなくて、何か、呪術的なモノを感じる。マンガ歴が11年で、そして、マンガのお手本なんて世の中に溢れまくっている現代において、これほどまでに、独自路線を走れるのか?
押切蓮介先生に、ちょっと近いような肝酢が…。
崩して描いてないコマの方が少ないから、キャラのディフォルトがどれか、全然、分からん…。
ともかく、全編通じて、「おっぱい」を連呼してたり、幽霊のおっぱいを揉むという発想は、素晴らしい。後、結局、人格じゃあなくて、媛路さんの「おっぱい」に関して、全く、ぶれない主人公も素晴らしい。佐野先生は、今後、何を目指していかれるのでしょう???
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