劇団『すきっす』参加の稽古場日記5~シーンを作っていく事の怖さ
本日は、14:00から稽古だったのですが、15:00に稽古場に行きました。これは、遅刻ではなくて、現在、私とシーンをともにする役者さんが、外部出演をしているために、稽古場で出来るのは、個人練習だけなので、自分から時間を区切って、集中した稽古をするための配慮です。
だから、演出さんにも、「絡む役者さんが来れる時間を言ってくれたらその時間に行きます。」と伝えてあります。企画モノならではの事です。以前の、私は、可能な時間稽古場に居る事にしていましたが、今は、ちょっと大人になったので、大人の配慮だと思います。
そんな志とは別に、遅刻している人がいたり、参加者が少なかったりで、稽古場に行くと、またーりしていました。停滞していた。入りの時間を遅らせるというには、全体でのウォーミングアップから離れるって意味もあったのですが、今日は、遅れてきたエロテロリストと一緒に柔軟をする事になりました。もう、「ウォーミングアップを一人でやりたい!」という考えは捨てた方が良いのかも知れません。
でも、折角だから、体の硬いエロテロリストに体を柔らかくするコツや、野田秀樹さん流の柔軟をしたりしました。それは、楽しかったです。
んで、「今日の個人練習は、前日まで台詞を意識していたので、動きを考えよう!」という志があって、それを実践していたら、エロテロリストから、「シーン練習を手伝ってくれ。」と声がかかりました。
代役です。
気分を変える意味も考えて、その流れに乗りました。葬式屋(という役がある)のシーンです。全体での動きやネタが話題になっていたので、折角だから、色々、提案して実践しました。実際、使うかは別として、2、3個の提案をしました。
その流れの中で、エロテロリストの考えたネタがあったのですが、それがかなり難しいけど、決まれば多分面白いというモノがありました。自分が出るシーンじゃないけど、その、美味しさが分った私は、是非、「やって欲しい!」と思い、一緒に考えました。
んで、それを演出さんに見せたのですが、演出さんは、「ネタがどうとかよりも、シーンの雰囲気を重要視する」人のようです。まあ、当然と言えば当然なのですが、私は、「如何にして、ネタをやり、さらにシーンを成立させるか?」って事が好きです。今回のネタが本番で出来るかどうか・・・?
色々、遊びの部分を考えて、実践してたのですが、何個出せて何個採用されるでしょうか・・・?まあ、ネタは100個出して1個残すくらいの心構えで丁度良いと思うわけですが・・・。
そして、今日は、自分のシーンでないにしろ、シーン練習をやった訳ですが、稽古が終って帰路に着いた時に、急に不安になりました。それが、記事タイトルの「シーンを作っていく事の怖さ」です。漠然とした不安なのですが、自分のシーン練習が始まって行くことが妙に怖いです。その恐怖は、良い方向に働くものだと思うので、頑張って稽古して行こうかと思います。
後、代役のシーンをやりながら他のブロックのシーン練習を見ていて思ったのは、やはり、企画モノの関係か、「出身劇団」というのが大きいのじゃないかな?と。私とエロテロリスト(と一応、演出の女禍さん)は同じ下鴨劇場の出身なので、芝居の考えに共通する部分があると思うのですが、それが、他の劇団の出身者の共演者に通じるのか・・・?
思うに、今日は、「バカネタ」や「破壊するネタ」、「テンション高いネタ」を楽しそうに提案していたので、「ふざけたヤツ!」と思われたかも知れません。でも、結構、真面目に考えています。ただ、テンションが高くなっていた事も事実ですが・・・。楽しかった!
このままじゃ、演出さんに「困ったヤツ!」と思われるのじゃないかと、ちょっと、心配です。その辺りも不安の一因・・・?
何にしろ、来週、再来週あたりから、自分のシーンの練習があるので、今日感じた不安を良い方向に持って行きます。稽古の行きしなに、思ったのは「シーン練習は、そのシーンに必要な人間が揃えば出来るけど、シーンとシーンのつなぎ目、転換点は人が集まらないと出来ない!」って事でした。そういう大人数の練習は、本当に限られてくるので、それまでに、個人練習、シーン練習は完璧にしておきたい所です。
明日は、自分の個人練習をやろう。代役とは言え、ちょっと楽しいのが、ネックですね。
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