新連載メタリカメタルカ(水野輝昭)の詳細個別感想~ジャンプ感想2010年24号④
水野輝昭先生の新連載「メタリカメタルカ」です。先ず、ザックリとした感想から…。
扉絵
デジタル彩色すかね。なにか、この扉絵に一抹の不安だったのだが…それは、情報量の少なさかな。鋼探索士(ミネア)の幹部と思しき人々は、ともかくとして、1話に登場のシエラ。女性ミネア?なんか首に「鉄」って書いてある兄ちゃん…す、少ない。なんというか、新連載で、常に打ち切りの可能性はあるにしても…思いっきり、風呂敷を広げればよいのにな…。
鉱物の扱い
これは、読切の時にも書いていた希ガスが、鉱物、鉱石、レアメタルの設定に、どれくらい魅力的になるかが、肝だと思う。リアリティ…とは、違うかも知れないけど、どれくらいワクワクできるか。ただの、レアメタルの名を借りた不思議アイテムになったらいかんと思う。
例えば、カイロステロン。常温環境で45℃を保つのは、科学的にみたら、どういう事か?エネルギー保存の法則とかありますわな。その辺りの設定が、ルールや制約を生んで、うんたらかんたら…(自分で書いていて、ちょっと違う気がしてきた)。
読切版と比べて…
↓参考 読切版の感想↓
メタリカメタリカ(水野輝昭)は、モンスターハンター的???~週刊少年ジャンプ2009年40号① ↑記事タイトルの誤りは、自戒的にそのままです↑
劣化…という言葉は、あまり好きじゃないのだが、正直、読切版の方がダイナミックだったと思う。絶対的な存在としてのドラゴン、その脇で繰り広げられる愛憎(じゃないかもしれんけど)…ダイナミックだったと思う。新連載1話目は、主に、人間の間の話だったけど、細かいストーリーとかは、ブン投げて、とにかくダイナミックな話でもよかったと思う。ドラゴンとか出てきてさ。
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記事後半では、絵、ストーリー、キャラクター、オリジナリティ、構成というような観点からの感想。非常にマンガ評ぽいね。
・絵
割と好き。すっきりとしていて、丁寧で、見易い印象がある。ただ、なんというか、手の表情だとか、パーツのバランスに不安を覚えるような感じも…。ただ、同時に、どうしても見つめてしまうというような異常な魅力を感じる絵もなかった希ガス。作風からして、そういうのじゃないとも思うけど。
・ストーリー
読切は、お父さんに「会う」系の話でしたが、まだ第1話では分からず。何かを「集める」系の話かも知れない。ただ、ミネアになって、世界中を回るってのが、お父さんに「会う」のが、目的なら、ちょっと、かぶるなぁ、と。
連載にあたって、メタルシティ到着前からの話になっていると思うのだけど、吉と出るか?
・キャラクター
ルカの目とか、髪の感じから、村田先生っぽいあ…と思ったのだけど、岩代先生のアシスタントをされていたようです。ぎゃふん。ルカとかは、典型的な主人公キャラだから、油断しがちだけど、逆に、読者として、把握できてないな私。行動原理とか、正義とか、悪とか。
・オリジナリティ
レアメタルという設定が、オリジナリティが高いとは、必ずしも思えない。レアメタルの特性が、道具や、特殊能力と置き換えられるから。かな。
・構成
恐らく玄人のマンガ読みなら、ウォードの初登場で、その後の展開を予想しそうなものだけど、私は、ロマサガ3を思い出したくらいで、気のいいあんちゃんだと思っていた…(・ω・)。ところで、彼の頬の傷ってなんだったんですか?自作自演のガス事故の時に負っているぽいけど…???
…ウォード氏が黒幕だった時に、不覚にも、「うぉ!」って思ってしまいますた。くやしい。ビクンビクン。
・演出
全体的に迫力はあるのだと思うのだけど、もっと、大きい物は大きく、歪んだ物は、歪むって感じが欲しいなぁ…と思いました。表情とか、アクションとか。ウォードのシエラと、ルカへの同時攻撃とか、迫力があるのだけど、もう1工夫欲しいなぁ…とか。
とか、まあ、そんな感じの感想。序盤の展開でどれくらいストーリーを引きつけられるか…?というのが大事だと思います。来週は、きっと、女性ミネアが出る感じなんでしょうね。バクマン。の港浦さんよろしく、この連載を(ry。
キャラ、設定、オリジナリティ…それらが揃って、人気マンガとなると思うのですが…メタリカメタルカは、どんな感じになりますかねぇ…。
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