マインズ(村田雄介)感想(ツッコミ多い)~ジャンプ感想2010年29号①
お久しぶり、アイシールド21の村田雄介先生の読切、「マインズ」です。まあ、ヘタッピマンガ研究所Rとかありましたから、そんなにお久しぶりじゃあない訳ですが…。
アイシールド21の原作、稲垣理一郎さんと離れ、連載後、初の読切。色々と考えながら、掲載を待っておりましたが…今回、ちょっと、気になる事(ツッコミ)の多い感想になりました。
ヒロイン不在
今回の話では登場の余地がない気もするけど…巧い事すれば、カズマ氏を女性でもいけるのじゃないか…と。単純に好みの問題だけど、マンガにおいて、ヒロインの存在は大きいと思う。
コマの大きさ
アイシールド21で作画担当だった訳で、迫力のある画面だと思う訳だけど大きいコマが多いなぁ、と。かといって、ネームが少ない訳じゃあないけど…。アクション以外の部分にも割いて欲しかったな、とか。
キャラの少なさ
実質、カイとカズマの二人の物語になっているな、と。よく考えると、読切は、そうなるのが多い気もしますけど、隊長とか、敵側とかを、もっとキャラを立たせても良かったかも知れない。
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世界背景とか
使われている平気からして、近未来か、もしくは、そもそも文明が違う世界の現代って感じで、その辺りは「ある戦場にて―」という言葉で全てが説明されて、あえて、掘り下げてない感じなんだと思う。
どういう戦争の、どういう戦場で、敵国はどんな国で、自国はどんな国で…という部分を説明すれば、物語のテンポを崩してしまうかも知れない。だけど例えば、兵器の解説とかあれば、男心をくすぐられる。
戦争
どうにも、『戦争』になると、現代的なテーマを考えずにはいられない。これは、まあ、私の内面なんだけど…。現実には存在しない兵器が多数存在しているから、SFな訳だけど。例えば、宇宙人と戦ってたりした方が安心して読めるなー。と。それも、どうかと思うが、まだまだ、地球人という枠組みからは抜け出せてないですね。
まとめ
なんというか、読み終わって、残るモノが少ないなーという感想。ただ、2週目、3週目を読んでいると、カイ軍曹が偵察部隊の使い捨ての現状を打開するために…という部分が大事だと思ったのだけど、私の好みでいえば、「戦争を終わらせるために…」とかの方が好きだ。
詳しく描かれてないけど、どんな戦争で、どんな敵国か分からないけど、「出世を目指している」というのは、その戦争を承認しているという事だし。そういう意味では、ある意味、リアルな軍隊とも言えるけど…。
まあ、ツッコミ所が多い感想になりましたが、感性のツボの問題ですかねぇ(・ω・)。
ちなみに、タイトルの『マインズ』は、『地雷』の事ですね、きっと。アイ、マイ、ミー、マインともかけてあるような気がしますが。
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