超能力者斉木楠雄のΨ難(麻生周一)面白い!ジャンプNEXT!(ネクスト!)2010SUMMER②
お久しぶり、『ぼくのわたしの勇者学』、『新世紀アイドル伝説 彼方セブンチェンジ』でお馴染みの麻生周一先生の読切、『超能力者斉木楠雄のΨ難(ちょうのうりょくしゃ さいきくすおのさいなん)です。巻末カラーというのも、やはり、連載経験者だからでしょうか???
どうやら、超能力をテーマとしたショート・ストーリー集の模様。超能力者と言いながら、頭の触角?アンテナのような機械は何か?きっと、1歳の頃に宇宙人につけられたものだと想像して、読んでみる。
第1話 テレパシー
半径7kmの心の声が全部聞こえるというテレパシー。学校裏サイトを文章読み上げソフトで聞き続ける…という例や、「中2病」というのが、ありきたりのネタを現代テイストに上手く仕上げていると思った。
そうか、頭の中にCMソングが流れ続けるってのは、超能力者の仕業だった訳か。
第2話 透視
女の裸など、3歳で観飽きた!ってのは、すげぇ、名言だけど、今後斉木氏は、何で性的興奮をするのだろうか…。しかし、透視ネタとしては、近年読んだモノで一番面白い気がする。
実は、女子の藤田君とか。周囲のクラスメイトがみんな、AKB48のTシャツを着ている…とか。
透視能力を使って、担任の不整脈(?)を見つけて、テレパシーで伝えるってのは…ちょっと心温まるのだが…。
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第3話 念力(サイコキネシス)
んーと、サッカーワールドカップの選手と、生徒がもじってあるのだと思うのだけど…守備範囲外なモノで…本田さんが、すごいってのは分かりますゾ。一生懸命にしょうもない事をやる、ベタな話だけど、鼻血や目血をドバドバ流すのが、痛々しいなぁ。
紐の動きと、サッカーのプレイは、上手くシンクロしているのだと思う。
第4話 サイコメトリー
銃夢のケイオスをなんとなく思い出した。
いや、まあ、下田氏に関する残留思念が多すぎる訳だが…。触れたのが、キャベツで良かったけど、もし、カツレツの方に触れていたら、屠殺の風景とか…壮絶なコマになっていただろうな…。
普段は、分かっていても、想像しないようにしていること。物に触れる度だと…本気で、気が狂うだろうなぁ。
ラスト
まあ、今まで「必要ない」が集まった壮大なオチ。しかし、最初に想像した「宇宙人」関係は、全くの誤解でござった…。う、うう、うーむ。
総評
なんだかんだで、ギャグのクオリティが高いなぁ。今回が、ショートショート形式で、割とネタを消費しちゃったが…???あんまり連載されるイメージが浮かばないけど、何にしろ、面白かった。連載になっても、この細やかなギャグのクオリティを維持して欲しいなぁ。
このペースで全作品を1作品1エントリーで書いてみたいけど…ちょっと、日数的に難しいかなぁ。特に面白かった作品をピックアップ…かな???
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