一言感想2!ジャンプNEXT!(ネクスト!)2010SUMMER④
マジョ・カゾ 森田外骨格(もりたがいこっかく)
森田外骨格先生の読切です…が、がいこっかくって…。
冒頭から、年齢表記がぶっ飛んでいる…雫姉(428)→28、花見姉(119)→19、母・千衣(666)→6、空太(70)→17ってくらいの外見イメージを想起させる年齢なんだろうな…。666歳の母…。ひ、非実在青少年だ…!主人公は、この長寿設定から外れる事も多いと思うけど、その一環を担っているのが、面白い。
割と、終り方がグダグダだったけど、適度に熱くて、読み易くて面白かったな。ロリ母ちゃん、万歳!
ただ、ちょっと、オチがごじゃっとして、まとまってないかなぁ。
キングオブナルシスト成世 早坂啓吾(はやさかけいご)
既存作品の影響というか、明らかにモデルが、ラーメンつけ麺いけメンの人なのだが…。あ、狩野英孝さんか。好きです。うまい棒をロックバンドのボーカル風に食すのは面白かったな。
オチが、グダグダだったけど、まあ、面白かった。でも、明らかに、狩野英孝さんだよなー。
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古着屋ヘブン 田邊雄也(たなべゆうや)
古着が題材で『妖服(ようふく)』とは、新しい!すげえぜ!って、思って読んでいたのだけど、感想を書く段階で気がついたけど、割とよく読切のテーマにされる(そして連載化しない)「付喪神」の話ですよな。これ。
でも、服をメインにしたのは、新しいかな。絵柄から、西義之先生のアシスタントさんなのかな?とか思ったり。後、目に、テニスの王子様を感じたり。
台詞のセンスも独特で面白い。「クリーニングの時間だ!」とか、「妖服に着られてしまっています」とか、「パンクするぜ!!!」とか…面白い。
割と独特で、絵も個性的だし、面白いのだけど、中盤から終盤が「同じ事をしている」感をちょっと感じたのは、ダイナミックな画面変化が少ないからかな?いや、結構ダイナミックなのだけど、印象かな?思い切って、真っ黒や、真っ白なページがあってもよかった希ガス。
ハイパーウルトラ ディ・スケール 今井琢(いまいたく)
この読切を読んでいて思ったのだけど、女の子に方言を話させるのがはやっている?ダーツの読切でも、九州弁が出ていたような希ガス。もしかしたら、パフューム(広島弁)の影響かしら。
破壊の業をもつ2柱の神様と上京したての17歳のマンガ家志望の女の子の交流の話とでも、いうのだろうか。
上級の神様が下衆っだたりするのは、もとより、かなり執拗なバトルシーンが魅力的だったな。ベタの効果的な使い方と、線を減らして、絵柄を見易くするのが課題かなー。
箱根RUN!!(はこねラン)
原作:渡辺恒造(わたなべつねぞう)漫画:鈴木祥高(すずきよしたか)
駅伝漫画。さすが、原作と作画が別れているだけあって、ストーリーは、しっかりしているし、絵は可愛らしくもあり、しっかり描かれていますね。友情・努力・勝利…というか、努力の部分は、アルバイトで培われたものだけど、家のために、指定校推薦を狙うとか、家のために、学校を辞めて働くとか、胸をうつものがある。
お母さんの事には、触れられてないけど、父子家庭なのかな。
抑圧、制限された中での、絶望や、そこから脱した喜びや、達成感というのが、カタルシスなのかな。才能型の主人公ともとれるけど、積み重ねられたモノや、境遇というのが、大きな理解と納得を与えてくれる。
読後感も爽やかで楽しかったです。
これで、袋とじ企画等々を除いて全作品の感想を書いたけど、特に面白かった物を、個別に詳細に感想を書こうかなー。折角買った増刊だすしねぇ。
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