メタリカメタルカ連載終了(打ち切り)、父との闘いは始まったばかりだ!~ジャンプ感想2010年41号②
「今、父へ!!」…なんという煽り…メタリカメタルカ、連載終了です。打ち切り…ですね。選抜試験も途中だったし、クライマックス要素もあんまりなかったから、もう1クールくらい続くのかな…?と思ってたのですが、現実は、非常、なり、時間なんてキングクリムゾンでスカっとすっ飛ばし、数年後になった訳ですか…。
選抜試験の最終まで、11名8組残った訳ですが…キャラを立てるほど、登場の機会もなかった悲しい面々が…。本当はバトルロワイヤルじゃあなくて、展開一武道会よろしくトーナメントだったんじゃあないかな。
そして、数年後、変わってしまった父との邂逅…。まさか、ラスボス的存在が、お父さんだった。本人曰くでは、超金属ユグドラシウムに触れた事が原因みたい。生命を生み出す金属らしいですが…???メタリカ族が、ユグドラシウムの一部だとしたら、生命の起源を守る門番的役割だったのでしょうか???
クライマックスの父子の対決を読んでいると、(話数の関係で)できなかった事や、バックグラウンドの説明をしてくれて、親ってのは、やはり、優しく、大きな存在なのだなーと思った(違う)。
まあ、そんな訳で、時間のすっ飛ばしはあったものの、父親との闘いは始まったばかりですが、クライマックスを迎えた訳です。…ところで、ハンター×ハンターも、子が父を探す話だと思うのですが…この展開と構想がかぶってたら、どうしよう…と思いました。
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最終回だった訳で、作品全体の感想なぞ…。
思えば、絵も巧いと思うし、アクション要素、お色気要素もあったから、早期打ち切りは、意外と言えば意外なのだが、それでも、ここぞ!という作品としての「アク」がなかったと思う。例えば…
メタルの設定
架空の金属という事で、なんでもアリな感じがしたな。現実の金属の延長線にあったり、読んでてワクワクするようなメタルの設定が欲しかった。「制約」の部分とか、かな。「なんでもあり!」よりも、「金属だからここまでしかできない!」という部分とか。
最終話の父親とのバトルをみると、金属の特性で技として闘う感じか。所持している金属の特性とか相性を組み合わせれば、カードバトル的な面白さがあったかも知れない。
凶悪さ
残虐な描写を称賛する訳じゃあないが、登場人物も、生物も、「死なない」事が前提になっていた気がする。別に、人に死んで欲しかった訳でもなくて、ロックドラゴンとか、雷を出すクリーチャーとかも、殺して欲しかった訳ではないが…そういう凶悪な緊迫感はなかったと思う。雰囲気の問題かな。選抜試験の参加者もライフラインがあったし…。
序盤の構成とか
ミネア選抜試験が、ストーリー全体の中間目的くらいの位置づけだとしたら、それらを見据えた、練られた序盤の構成が欲しかった。
そう考えると、メタルシティーに到着する前からストーリーは始まったけど、今から思えば、メタルシティーから物語が始まっても良かったかも知れない。
気になった設定
メタリカ族は、金属に想いを宿らせる…とか、なかったっけ???でもまあ、打ち切りだった訳だから、描ききれなかった事は多いはず。ゲインさんとも、背景になんらかの組織とかありそうだし。
参考
次の記事は、金未来杯エントリー時の感想です。
メタリカメタリカ(水野輝昭)は、モンスターハンター的???~週刊少年ジャンプ2009年40号① 作品タイトルは間違えてますが…自戒の意味でそのままにしております。なんというか、作品全体の感想は、↑の感想に集約している気がするなあ。
何にしろ、水野輝昭先生、お疲れさまでした。次回作、期待しております!
さらに参考
新連載メタリカメタルカ(水野輝昭)の詳細個別感想~ジャンプ感想2010年24号④↑連載開始の時の感想記事です。
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読んで欲しいです!自薦記事。
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