仕事で自己実現が分からんが出来てた(退職記念)
たまには、
ジャンプ感想以外の記事も。
就職生活が後、残り5営業日と迫った事で、仕事とか、就職に関して記事を書こうかと。
最近、以下の記事を読んだ。
ニートのブロガーphaさんがそんな「働くって何?」と問題提起をしたところ様々なコメントが書き込まれています。そのリアクションの一つに、
「マジレスすると次だろーなぁ。
(1)生活の糧を得る
(2)社会参加
(3)自己実現」
というものがありました。「働くとは何か」に対する答えには一人一人異なる回答が出るでしょうが全てを集約するとこの3つの要素が含まれるような気がします。
有名ニートpha氏にリア充社会人が伝授「労働の意味3項目」とは? - リアルライブ phaさんのはてなダイアリーのコメント欄でのやりとりがニュースになっとる。んで、仕事を辞めようとしている私は、「自己実現って何んだよ!ふざけんな!」って思った訳だ。仕事なんて、結局は、人間関係だ。嫌で嫌で仕方がない…とか、うんたらかんたら、考えた訳だが、ふと、「自己実現って何だろう?」と思って、検索してみた。
そしたら、ざっくりとした意味では、「自己実現とは、自分の可能性や想いを具体的な形に表す」という意味らしい。仕事で、自己実現とは、自分の能力、可能性、想いを仕事で発揮するという事なんだろう。ここまで考えて、実は私は、「仕事で自己実現ができていた。」という事が分かった。
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そもそも、3年前。大学院を卒業した後に、何をしてよいか分からんようになっていた。その時に何を考えてハローワークで仕事を探していたかと言えば…。
①(こんな自分だから)とにかく働けたらよい。
②京都で働きたい。
③大好きなインターネットやパソコンに関わる仕事がしたい。
というような事だった。で、結果として、京都で、インターネット通販に関する仕事に就職した訳で、自分の想いと、自分の能力と、自分の可能性というものを、仕事で自己実現出来た訳だ。冒頭で紹介した記事の社会参加もきっとできてたし、貯金も貯まった。仕事で自己実現できた私が、どうして退職をするかのか?一言でいえば人間関係なのだが…。そんな中、以下のような記事を読んだ。
「仕事は自己実現である」という思い込みが、学生だけでなく、我々おじさんを含めた社会全体の風潮としてもあるからだと思うのです。
たいていの人はこう言うと驚きますが「仕事というのは自己実現ではありません」
以前にも書きましたが、仕事は自分のためにするものではない。
仕事とは他人のためにするものなのです。
なぜならば(これも以前の繰り返しになりますが)社会に存在する組織というのは「他人の役に立つ」ことで利益や税金という形で収益を得ているからです。
組織の目的が「他人の役に立つ」ことである以上、そこで働く人たちが「他人の役に立とう」という気持ちを持って仕事をしているのか否かでは、組織のあり方に大きな影響を与えるであろうことは容易に想像できますよね。
それなのに、仕事経験豊富な大人たちが、率先して「仕事は自己実現だ」という風潮を振りまいてしまっているところに、現代の病巣の根っこがあると思うのです。
仕事は自己実現なのか?: 会社を変える!! 経営者の考え方 ちょっと引用部分が多くなってますが、この記事を読んでみて、「自己実現の呪縛」から解放された気がしました。そして、この記事を読んで分かったのだけど、「人の役に立ちたい」という部分がなくなってしまった。就職した当初は、働く事に必死で(私の場合主に社内だが)人の役に立つ事に喜びを感じていたと思う。しかし、それも、3年間経って、なくなってしまった。まあ、それが人間関係なのだが…。この記事を読んで思ったのは、「今の会社の人々の役に立ちたいとは思わない。」って事だった。
まあ何にしろ、もう会社は辞める訳です。なんとなく家業を継ぐ…という事を考えていたけど、もう1度考えないといけないのは、「自分の何の能力が役に立つか?」という事だと思った。「自己実現」なんて、よく分からない尊大な言葉に振り回されず、「人の役に立つ」という観点で、「自分の出来る事、好きな事」というのを仕事に繋げていけば、次は、楽しい仕事生活が出来るのじゃないかと思った。ちょと前向きになれてよかった。これから、そして今、仕事を探している人の参考になれば幸いです。
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