ユンボル-JUMBOR-(武井宏之)は重機人間ユンボルの続編ではない!?…と思う(ネタバレ含む)
スクラップ&ビルド!!!
だいぶ前に週刊少年ジャンプで、連載していて、10週打ち切りとなってしまった『重機人間ユンボル』という無念の作品がありました。ちなみに、以下が、打ち切り時の私の感想。
『ユンボル』が終了し(打ち切り)、『サムライうさぎ』が連載開始~週刊少年ジャンプ2007年14号感想 その『重機人間ユンボル』が、いつのまにか(ちょっと知ってたけど)、ウルトラジャンプで『ユンボル』として復活しておりました!そんでもって、コミックスの1巻が売ってたので速攻で買いました。その感想。
重機人間ユンボルの続編ではない。
これ結構大事で、さらに、速攻でネタバレで申し訳ないですが(多分)前作の『重機人間ユンボル』の続編ではないです。世界設定とかが、ちょっと違います。いや、だいぶちがうかな。前作を読み返すと、「WORLD XAND3002年」から物語がスタートしてます。謎の大破壊で崩壊した世界…からスタートしてましたが『ユンボル』では、世界破壊前から描かれて、しかも、世界を1度更地にするのは、ゲンバー大王…。まだ、1巻ではあんまり登場してないけど、彼のモチベーションがかなり違うのじゃないかな。
ちなみに、ユンボルの世界が西暦何年からスタートしているのか分かりませんが、『ワールドザンド歴0010』という年号が出てきます…。仮に同じ暦だとしたら、約3000年の違いがありますが、その間に、輪廻転生とかがあって、実は二つの作品は繋がっているのでは?という拙い妄想をいたしました。が、多分、そんな事ないでしょう。
脚本/御上裕真???
表紙に『脚本/御上裕真』というクレジットがされてます。誰?と思ったのですが、前作のコミックスのスタッフロールにも名前があり、『世界設定協力』と、あります。おそらくアシスタントさんの一人だと思われますが、今作では脚本担当にランクアップ???という感じでしょうか。
原作、ストーリー、ネーム、どれくらいの割合が武井先生の仕事なのか、よく分かりませんが、なーんとなく、アクが減っている気がするので、台詞など多くの部分が御上先生によるものなのかな?と思いました。
キャラクターはほぼ共通(若干の差異も)
キャラクターの名前や容姿は、前作とほぼ一緒です。設定とかに若干の差はあったりしますが。中でも、大きく目を引くのは、リベッタ姫!おっぱい(゚∀゚)!がすごくおっきくなってますッ!!!時代の流れって奴ですかね。私は、ドS貧乳のリベッタ姫の事もとても好きでした。
後、大きな違いとしては、主人公、バル・クロウが妻子持ちとなってます。ただ、前作には最終的に回収されなかった伏線として「それにオレには―」という台詞があったのですが、その「―」の部分が「嫁と子どもがいる」だったら、もしかしたら、前作でも妻子ある身という設定だったけど、本編に登場しなかっただけ…とも思えます。
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重機人間ユンボルと読み比べると…
で、感想を書くために『重機人間ユンボル』のコミックスを引っ張り出して来て、久し振りに読んだのですが、前作に比べると、「白く」そして「軽く」なってるなーという感想。週刊誌と月刊誌の違いが先ず第一。そして、前作は打ち切り作品ですが、おそらく今作はじっくりと書き進められているのじゃないかなーと。
ただ、前作の打ち切り作品ならではのスピード感が凄かった。
まあ、なんというか、1巻だけを読むと、『重機人間ユンボル』の方が面白いかなーと。もっとも、1巻は多くが世界設定等々に話が割かれてますから、2巻以降はもっとはじけてくるのかも…。2巻早くでないかなー。
なんだかんだ言って…
好きだった作品が復活する!ってのは、非常に嬉しいですね。前作を読み返すと「打ち切り」が信じられない!世界設定等々が伝わりきらなかった…というのを踏まえての今作ですから、その辺りが丁寧に描かれているのかも知れませんね。
1巻です。前作が好きだった人は手に取ってみてよいのではないかと。
そして、前作。前作は、復活の際に「安全版」として上下巻で新しくでています。まあ、昔のは、10話打ち切りというせいで、めっちゃ厚い1冊でしたからね。「安全版」を書店で見かけた時に、「商売は恐ろしい!」と思いました。まあ、復活前に1度掲載された読切バージョンとか収録されているので…でも、それだけのために同じ内容の本を買うのもなぁ…と。商売は恐ろしい!
とまあ、そんな感じの感想でした。嗚呼、月刊誌というが非常にもどかしい。
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