サジタリ(野々上大二郎)はカタルシスが凄い!~ジャンプ感想2011年02号①
2011年もトバしていくぜ!!ジャンプ本気印漫画カーニバル第2弾!!(長い)野々上大二郎先生の『サジタリ』です。私のブログでは、ジャンプNEXT!2010SUMMERの感想で、『浮雲』という作品の感想を書いておりました。以下の記事です。
一言感想1!ジャンプNEXT!(ネクスト!)2010SUMMER③ 宇宙時代の不良バトル!って感じの話でした。さて、今回の『サジタリ』はどんな感じでしょうか???
扉絵
なかなか味があって良いですね。ぱっと見て、赤と青が飛び込んでくる色彩も好きです。真ん中の少年?が女の子っぽい感じがしますが???まさか…男の娘…???
弓道
ミサトさんという名前に反応してしまう人は多いはず…。弓道漫画と言えば、福島鉄平先生の読み切りを思い出しました。入部への流れが脅迫…だと…?!ここで、ミサトさんの思惑が部員確保だけじゃあなくて、左時雨彦さん(男の子でした)の事を考えて…ってのが、あれば、後半に感動出来るだろうなぁ。
植月幸夫氏
…何歳???高校三年生にしては、ふけすぎ…。髭のせいすかね。初対面で負け犬呼ばわりとは…なんて無礼な人だ!って思ったけど、雨彦さんの事を奮い立たせようとしているのだろうなぁ。
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野球(団体競技)
野球は、団体競技だから、誰のせいとかはないにしろ…ピッチャーは辛い役回りだなーと思います。でも、負けを押し付けたり…他の部員達はどう思っていたのだろか???
弓道
ゴム弓から入るってのは…他の弓道を扱ったマンガと共通しているなーと。私は弓道やった事ないですが、やっぱ、基礎はゴム弓なんでしょねぇ。稽古の時から試合当日まで、登場キャラが三人…んーなんだか地味だなぁと思ったのですが、この後の展開を考えると、フラッシュバックしている記憶などなど、静かながら、雰囲気のある演出がされていると思いました。
野球部員登場
野球部員の登場から、弓道場が野球場と重なり、交差する記憶と、そして、大粒の涙…。カタルシスって言うのですかね、多くの事がここに結びついていたのだなぁ、と感動しました。私はあんまり野球に詳しくないんですが、小野上氏のエラーは、ただのエラーではなく、ストレートでなくカーブを投げていた事なども…前のシーンからの溜めがあるので、非常に効果的だと思いました。
他の部員達も、それぞれ想いがあったみたいで…試合の後に話さなかったというのが大きかったんですねぇ。小野上氏の涙にも、じんと来ました。
的中!
弓を引くシーン。贅沢なコマの使い方。徐々に風景が白くなっていくのは、集中力が高まっている様子なんだろうなぁ。心のワダカマリがなくなった事と、シンクロして、画面の白が非常に開放的ですね。良かったです。
総評
正直、中盤くらいまで地味だし、展開も、キャラも少ないなーと思ってたのですが、後半のカタルシスが凄かったです。静かですが、胸打つ演出が多かったです。とても良かったです。まぁ、導入部分とか、展開にもう一工夫あっても良いかな?ともちょっと思いましたが、まぁ、次回作に期待って事で。
あんまり連載を意識された感じじゃないってのも、良かったのかもしれない。
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