平丸先生と担当吉田氏(バクマン。)の魂の叫びに涙~ジャンプ感想2011年03・04号⑥
バクマン。114ページ「恋路と歩道橋」の個別感想です。基本的に新連載や連載終了、読切作品は、個別に感想を書く事にしていて、それ以上に魂が揺さぶられた時に、連載作品を個別に感想を書いてます。つまり、魂が揺さぶられました。すごい。
すごい濃度
漫画の台詞、ネーム量って、必ずしも多ければ良い!とも思わないですが、バクマン。は毎回凄い濃度だなーと思います。特に今回はすごい。内容を考えたら、全三話構成でも良かったのじゃないか?と思える。その密度の中で、二転三転するスピーディーな展開と各人の心模様が非常に良かった。
特に平丸先生と、担当の吉田氏が良かった。どちらも完璧じゃない感じがよい。吉田氏の、漫画に関しては指導的立場ではあるけど、恋愛に関してはそうではないという所とか、よく出来ていると思う。完全ではない人々がぶつかり合っている様に、感動したのかも知れない。
歩道橋の蒼樹先生に萌える
歩道橋で平丸先生と一緒に走っている蒼樹先生に非常に萌えました。これは、ネーム段階から決まっていたのか、作画段階での事なのか分かりませんが、とても、いいなぁ。と。なんとなく、古い恋愛映画のような印象を受けます。もしかしたら、今回は、そういうイメージで書かれているのでは?と思いました。
告白もろバレ
平丸先生、おめでとうございます。なのだが、一応、感想として突っ込んでおきたいのは、告白もろバレwwwという事だろうか。「やめるんだ平丸くん!フラれた後の事を考えろ。」の時点で、平丸先生が、この後何をするかバレているハズですしね。
まあ、それが、ストーリーとして悪い!とか思っている訳じゃあなくて、こういう時に、蒼樹先生は、どんな風に感じるのかなーとか思いました。どんどんと人が集まってくるしwww。
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魂のぶつかりあい
今回、何に感動したか?と言えば、吉田氏の告白の部分で、先ず、ぶわっときました。嘘偽りのない(あるかも知れないけど)告白で感動するのは、大人になって、嘘偽りの方が多くなったからかも知れない。
「2~3年に1人の逸材なんだ!」、「僕はその才能に惚れたんだ。」で、ジンと来ました。感動というのは、何かに、認められた時に起きるのだなと。平丸先生は、勿論、すごい才能だと思いますが、完全無比な天才ではなくて、情けない所もあって、どたばたした人だからこそ、その感動が大きいのかも知れない。
漫画に関しては、吉田氏が指導的立場にあるけど、話のメーンが恋愛になると、平丸氏が男気をみせる。「仕事と恋をごっちゃにするのは…」というのは、それで、中井さんが身を滅ぼした事への突っ込みかな。いや、真剣な想いに、感動した。結果は、O.K.だった訳で、万々歳な訳だけど、真剣な想い、告白というのに、感動しました。これも、近年、こういう想い、恋愛をしてないからかなーと。
そんな訳で、後半の心の展開が非常に良かったなぁと思いました。
おわりに
あんまり、「マンガがドラマを越えた!」とか、そういう表現は好きじゃあないのですが、読み終わった後に、自然と、そう思いました。なんというか、今回の面白さは、「マンガならでは」の部分が多いからかな、と思ったのですが、ちょっと感覚的で、自分でもよく分かりません。
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