改造人間ロギイ(三木有)は偽造品(人間)?~ジャンプ感想2011年08号①
追記(2012/10/22)三木有先生の最新作の感想も書きました。
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呪禁奇譚宮浦さん(三木有)は面白い&カッコ良い!ネタバレ注意!ジャンプ感想2012年47号1-1
2011年もトバしていくぜ!!ジャンプ本気印漫画カーニバル第5弾!!(長い)、三木有(みきゆう)先生の『改造人間ロギイ』です。プロフィールを読んでビックリ!1992年生まれ!私が1980年生まれなので、自分よりも若い人がマンガ家としてデビューされるのは、何一つ珍しくないのですが、高校球児が遥か年下…ってのよりも、衝撃が強かったです。18歳…。すごいです。
気になったところ
・全体的に説明不足? 説明が足りてないくらいの方が、想像の余地が広がって楽しい…ってのもありますが、例えば、改造特有の痕とは、バオー来訪者っぽい、肌のひび割れの事なんでしょうか。電気を使うお姉ちゃんの顔とかに現れてているひび割れているし、そうか。となると、ロギイ氏は、その痕がないので、改造人間ではなくて、彼の言葉通り「人間」だった訳ですね。
いや、感想を書くために、読み返して気付きました。説明不足というよりも、私の読解力の問題であったか…。
後、思ったのは、ロギイ氏が鋼のブーツを武器にしている戦闘スタイルとか、ちょっと解説が欲しいな、とか、思いました。
・改造の設定 体の異常を自動で修復する特殊な機械ってのは、ナノマシンの事なのかな。病気や怪我も修復(なお)るけど、無理な治癒に拒絶反応が起きて、”能力(ちから)”が目覚める…という設定は、もうちょっと、制約が欲しかった。例えば、体が機械を受け入れられなかったら、死んでしまうとか、能力が発症しない可能性もある…とか。じゃないと、偶発的に生まれる怪我人・病人が元になった改造人間を狙うよりも、改造人間を量産した方が、死の商人には効率が良いと思える。
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良かったところ
妙に読ませる力があるな…と思いました。気になった部分で「説明不足」って書いておいてなんですが、だからこそ、想像する余地があって楽しいというか。改造人間『HALO』って何者だろうか?とか。ロギイ氏は、誰かの手を継いでいる?とか。連載化すれば、その辺りが掘り下げられていくのでしょうけど、ロギイ氏の関係性とかの説明に終始せず、また、本人もクールだから語らずで、非常に余韻があって、続きが気になるなぁ、という感想。
後、戦いの場に迷い込んだトラ少年を焚きつけるシーンは、非常に感動しました。あんまりクールでスカした主人公は好きじゃあないのですが、このシーンのおかげで憎めない感じになってます。
それと、「これがホントの自家発電だね!」という台詞が妙に好きです。その二歩先に下品な事を考えたのですが、書かないでおきます。そう言っているお姉ちゃんが下着s(ry。
とまあ、そんな感じで、楽しかったです。今後に、大いに期待出来ると思いました。
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