となりのマサミちゃん(黒瀬尚人)は生前はきっと美人~ジャンプ感想2011年08号②
黒瀬尚人先生の読切『となりのマサミちゃん』です。ブリーチが作者急病の休載だったので、おそらく、その代原なんでしょう。ちなみに、久保帯人先生は、年末に体調を崩されたとか、ネットのどこかで読みました。
マサミちゃんはきっと生前は美人
死んでしまったサッカー部の杉田氏の幽霊をみると、生前の顔と随分違います。洋画に出てくるような幽霊顔。そこから逆算すると、非常に恐ろしい(皆が怖がる)顔つきのマサミちゃんも、案外、生前は美人だったのじゃないかな、と思いました。
まあ、それは、私がそんな気がしただけで、本編では、そんな片鱗は全くなかったです(笑)。
気になったところ
・生きてる女の子出てこない。 一応、舞台の学校は共学っぽいですけど、女生徒がほとんど出てこない。いや、遠景のシーンにはいるので、その場にはいるんだけど、アップで出てこない…。死者も生者も、基本的に表情が暑苦しいので、脇役でも、女の子が出てきて欲しかったなー。
・杉田氏死亡。 オチで、サッカー部の杉田氏が死亡してしまう…。全般的にギャグが面白いと思ったのですが、死亡は笑えない…。後味がじわっと悪かったなぁ。せめて仮死で幽体離脱ぐらいだったら、もうちょっと、安心して笑えたのだが…。
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良かったところ
・お爺ちゃんと犬 サイドストーリーとして、お爺ちゃんと犬の話があるのが良かった。設定と展開的に単調になりそうだけど、ちょっと、メインからずれた話があったのが、良かったなぁ。後、マサミちゃんよりも、お爺ちゃんの顔面の方が怖いwww。
・昇龍拳 杉田氏を死に追いやった『マサミ昇龍拳』ですが、ダメージが打撃だけじゃなくて、胸から腹にかけての裂傷になっているのに、こだわりを感じた。サガットの傷跡とかも、そうですしね。サガットは存命ですが…。
・ギャグ 全般的にギャグが好きでした。一番じわじわ来たのは…「ミンナ弱スギ。イッヒッヒッヒッヒッヒッヒ。」、「笑うところじゃないよ。マサミちゃん。」でした。じわじわ来ます。
総評
割と好きです。好き嫌いが分かれそうですが、絵もしっかり、描き込んであるな、と。しいて難があるとするなら、描き文字が絵の中に埋没しているって事くらでしょうか。後、ベタの感じとか…?
連載になった感じとか、さっぱり、想像がつかないですが、また、読切を読みたいな、と思いました。
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