観劇記録:劇団紫卒業公演2006 『スエサンヤマサンのおもちゃ会議」@佛教大学鷹陵館1F多目的ホール
劇団紫卒業公演2006『スエサンヤマサンのおもちゃ会議』@佛教大学鷹陵館1F多目的ホールを観に行きました。観に行ってから少し時間があいたので、観劇記録というタイトルにしています。
さて、私は初日に観に行きました。初日というのは、一般的に出来はよくないと思うのですが、まさにそんな感じでした。まあ、どこでもそうだと思うのですが、お客さんの反応に慣れていないというのが大きな原因だと思います。その辺の動揺等々があるので、台詞を噛んだりする訳です。だから、まあ、その辺は差っ引いて考えた方がよいのかもしれません。
役者の演技は、人によりますが、崩れている所が多々ありました。私は、今、演劇をやっているので、逆に怖くなりました。
舞台に関して 非常に大きな舞台だったのですが、印象として、視線や役者の声が拡散してしまうのかな?と思いました。まあ、役者の調子もあると思いますが・・・。
音響・照明に関して 照明の効果は、あまり、細かく見てなかった事もありますが、「ベストか?」と言われれば、そうでもないような・・・。逆に音響は耳で聞くので、分る所が多いのですが、どうもプラン・選曲ともにイマイチでした。後、単純に音が小さいのもありましたが。「ちゃんと客席にシュートされている?」って感じも・・・。
殺陣に関して バトルシーンで殺陣があったのですが、人間とおもちゃ兵団が戦うのですが、大きな疑問が。人間は、軍隊のような部隊編成で獲物は銃なのですが、槍やサーベルを持つおもちゃ兵に対して接近戦を行います。斬撃を銃で弾いたり。組織化された部隊が戦い、銃を使うなら、接近戦でなく、遠くから、攻撃していくのが有効なのでは・・・?まあ、これは最近、後輩の犬やら地獄の壁(ブログ内ネーム)がフロントミッション5をやっているのを見ているから、そう思ったのでしょうが・・・。
もっとも、殺陣自身は結構カッコ良かったですが、殺陣の上手さは、個人の力量に左右されてました。もっともっと、稽古が必要だったのでしょうね。
脚本に関して どうも、脚本もイマイチでした。起承転結が分り易いお芝居だったのですが、どうも捻りというか、効果的な複線等々がなかったです。
もっとも、シーンの削除とかあったかも知れませんが・・・。
後に効いて来る設定等々が少ないような。特に感じたのは、ラストバトルに突入する時に、ヤマさんが傷つき倒れていく仲間達から、色々アイテムを貰う所です。ペンダント、肋骨、豆腐と訳分らんものを貰っていくのですが、それがラストバトルではどういかされるのだろうか?とワクワクしていると、次のシーンでは無かった事になってました。
つまり、面白アイテムを渡すだけだった訳です・・・OTL。
全体的にそんな印象がありました。
結局は初日だから? まあ、あんまり誉めた内容になってませんが、これを最終日、楽日に観に行けばもっと内容は変わったかも知れません。役者の出来で、やっぱ、作品は評価されるのだと思います。
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